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国際的日本人が生まれる教室 最年少校長の高校グローバル革命
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2013/02/04 |
JAN | 9784396614447 |
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国際的日本人が生まれる教室
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国際的日本人が生まれる教室
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筆者の主張には頷ける部分も多い。特に間も無く国語教師になろうとする自分は論理を学ばせることの必要性には強く共感する。筆者の主張にもあるように、「論理を学ぶか文章を味わうか」の二者択一ではなく、そのときそのときで学ぶ目的をはっきりさせ、どちらも学ぶことが必要であると自分も考える。 ...
筆者の主張には頷ける部分も多い。特に間も無く国語教師になろうとする自分は論理を学ばせることの必要性には強く共感する。筆者の主張にもあるように、「論理を学ぶか文章を味わうか」の二者択一ではなく、そのときそのときで学ぶ目的をはっきりさせ、どちらも学ぶことが必要であると自分も考える。 ◼️p175 教えている先生が「論理で読み解く」客観的な読解を教えているのか、それとも、「味わう」ための主観的な読解を教えているのか、を明確に意識し、前者においては、10人中10人が共通した認識を得られる読み方のルール(論理)を丁寧に教え、後者においては正解がないのですから、奇抜な発想をした生徒こそ褒めてあげる、という明確な指導の線引きができているかが重要だと思っています。 ただし問題は次の二点。一つは学力トップ層向けの学習しか語られていないように思えること、そしてもう一つはこれでは敵を多く作るだろうなぁということ。 筆者はあくまでエリート教育に主眼を置いてる印象。もたろんこれも悪くはないし、むしろ必要なことだろう。しかし本当に和泉高校で実践できる(できていた)のか?それについてこれる生徒は1割程度なのでは?もちろんトップの1割を育て上げることも大切だ。だが、それではあとの9割に対する言及がないのはなぜか?全員がこのやり方についてこれると思っているのか?果たしてそんな優秀な人ばかりか?そもそも優秀な人がやる仕事だけで世の中は回っているのか?平均以下の学力の子が社会の中で生きるための力は、果たして外国人と対等に渡り合えるだけの高度な能力と同じなのだろうか? また私も民間にいたが、ことあるごとに「教育界の悪しき慣習」だの言うのは敵を増やすだけじゃないか?もちろん悪しき慣習を断つことを否定するのではない。ただ、その慣習がなぜ慣習となったのか、その理由は解き明かす必要があるだろうし、何より教員を敵に回しては改革が遅々として進まないのではないか(もちろんだから教員に妥協せよと言うのではないが)? 本書が私立学校の校長によって書かれているのならそのコンセプトに賛同できるだろう。もしくは「公立高校に於けるエリート教育のあり方」とでも範囲を絞っていたのなら受け入れられる。しかし教育とは極めて公共性の高いものだ。それを何でも「米国で」「弁護士をやったいた」という経験から結論を導き出している(ように見える)のはいかがなものなのか、と思った。
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中原さんの確固たる自信の元の行動(本当は自信なかったのかもしれないけど)に尊敬。今はどうしているのだろう。 同時にこの本を通じて日本の教育界の難しさもわかる。
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