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火葬人 東欧の想像力9
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火葬人 東欧の想像力9

ラジスラフ・フクス(著者), ラジスラフフクス(著者), 阿部賢一(訳者)

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火葬人 東欧の想像力9

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 松籟社
発売年月日 2012/12/01
JAN 9784879843128

商品レビュー

3.8

12件のお客様レビュー

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2025/04/02

チェコの作家ラジスラフ・フクスの代表作品。 1930年代のチェコ・プラハ、葬儀場に勤める善良な小市民コップフルキングル氏は愛する妻と息子、娘と暮らしている。しかし、ナチス・ドイツの影響がチェコにも忍び寄ってきており……。 社会に迫るナチスの影響が、そこで暮らす人々にどういう影響...

チェコの作家ラジスラフ・フクスの代表作品。 1930年代のチェコ・プラハ、葬儀場に勤める善良な小市民コップフルキングル氏は愛する妻と息子、娘と暮らしている。しかし、ナチス・ドイツの影響がチェコにも忍び寄ってきており……。 社会に迫るナチスの影響が、そこで暮らす人々にどういう影響を与えていくのかという作品は多いが、この作品の主人公コップフルキングルは、「あ、そっちにいくのか……」という転向を見せる人物。 冒頭からとても語りが多くて、ナルシスティックな自己顕示欲が透けて見えたり、妻への愛がとても薄っぺらく見えたりする人物でもあるのだが、それでもコップフルキングルは当初はとてもまともで教養もあり、善良で、アンチナチス的な思想の持ち主でもあったはずである。 だが、それでも……という展開になっていくのは怖ろしくなった。 本作は同じくチェコの映画監督であるユライ・ヘルツによって映画も作られている。 観るハードルが高い上に、なかなかお目にかかる機会もないため、自分も未見なのだが、映画のほうはダークコメディとして描かれているよう。 YouTubeなんかで4Kレストアされた際の予告が見れるが、画がバキバキに決まっている。 どこかでやってくれないだろうか……。

Posted by ブクログ

2022/10/14

第二次大戦直前のズデーテン割譲前後の時代を背景に、火葬人をなりわいとする男と家族、ユダヤ人の話。 全編を通じて、家族の愛し方への語り口の異常性というか、偏執的な癖を感じてしまい、なかなか読むのが辛かった。家族での外出時に必ず一緒になる夫婦の会話での高圧的な夫の態度も不快さを増して...

第二次大戦直前のズデーテン割譲前後の時代を背景に、火葬人をなりわいとする男と家族、ユダヤ人の話。 全編を通じて、家族の愛し方への語り口の異常性というか、偏執的な癖を感じてしまい、なかなか読むのが辛かった。家族での外出時に必ず一緒になる夫婦の会話での高圧的な夫の態度も不快さを増して、全編を嫌な空気感が漂っていくのはどうにも気持ちが悪い。 ドイツに占領されたプラハでのホロコーストのなか、火葬人である主人公は、ユダヤ人の血をひく家族にどう向かうか。 静かな狂気。 凝縮された恐怖。 不安定な精神状態で読むんじゃなかったよ。

Posted by ブクログ

2020/07/28

これ、どこからチョイスしたのか忘れていて、改めて探し直してみると、何とYA向けブックガイドからだった。というのは、自分の想像力がちっとも追いつかなかったから。当初の自分だったらもう少し深く理解できたのかも…とか、厳粛な感情を抱けたのかも…とか、いろいろ思うところあり。でもとにかく...

これ、どこからチョイスしたのか忘れていて、改めて探し直してみると、何とYA向けブックガイドからだった。というのは、自分の想像力がちっとも追いつかなかったから。当初の自分だったらもう少し深く理解できたのかも…とか、厳粛な感情を抱けたのかも…とか、いろいろ思うところあり。でもとにかく、今の自分にはとにかくつまらんかった、ということだけ。

Posted by ブクログ

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