商品詳細
内容紹介 | //付属品~DVD付 |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2013/03/29 |
JAN | 9784000248556 |
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三宅一生 未来のデザインを語る
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三宅一生 未来のデザインを語る
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
デザイナーの三宅一生氏自身が、オリジナルな言葉で語る内容は面白かったです。表現も興味深い。例えば、服につなぎ目のない布を採用することで ”豊かな” 服になるとのことでした。服に対して「豊か」は表現したことなかったです。 三宅氏がどんなことに視点を向けて、どんなことにこだわってい...
デザイナーの三宅一生氏自身が、オリジナルな言葉で語る内容は面白かったです。表現も興味深い。例えば、服につなぎ目のない布を採用することで ”豊かな” 服になるとのことでした。服に対して「豊か」は表現したことなかったです。 三宅氏がどんなことに視点を向けて、どんなことにこだわっているのかも興味深いです。三宅氏のデザインは、奇抜で斬新なファッションだと思っていましたが、さらにそこに至るまでどういう視点で活動、調査をしたかが知れるのはたいへん面白いです。ひらめきのポイントもすごい。布と体の間には空間がある、その空間をどう活かすか、といった視点だったり。 また、一人で海外に渡り、デザイナーを師匠に弟子として学ぶ姿勢など、本人としては求める理想があるので当り前なのかもしれないが、その成長意欲、行動力が刺激になりました。布や織物に関して全国の伝統工芸を調査しに出向く、などもそうです。 やはりクリエイティブな仕事をしている人が語ることは面白いです。勉強になりました。
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初めてイッセイミヤケのアウターを買った記念にちょっくら勉強してみようと手に取った本。読み終えて数日して頭に残っていたのは3点だけ。 ・ブランドコンセプト 「一枚の布」というワードはよく聞くけど、その背景には人と布の間に生まれる空間への拘りがあるらしい。それを踏まえて目の前の服や...
初めてイッセイミヤケのアウターを買った記念にちょっくら勉強してみようと手に取った本。読み終えて数日して頭に残っていたのは3点だけ。 ・ブランドコンセプト 「一枚の布」というワードはよく聞くけど、その背景には人と布の間に生まれる空間への拘りがあるらしい。それを踏まえて目の前の服や過去に見た服を思い返すと、確かに素人目で見ても分かるくらい、服が風を孕むように設計されているように感じた。特に三村といった表参道のapoc-ableで見たコートは凄かったなぁ。 ・三宅さんの姿勢 学生を終えてからの数年間、海外でさまざまなデザイナーに師事する等、コンフォートゾーンから抜け出てひたすらに新しい刺激を求めていたのが印象的だった。成長意欲が凄まじい。 ・アーカイブの価値 失われゆく過去のデザインに価値があり、それらを集積させて管理することの意義を説いていた。これはファッション業界に限らないその他の領域にも通ずる視点だと思う。 本筋から逸れるが、過去のイベントバイトで派遣された2121デザインサイトがこうした背景をもとに三宅さんが設立した建物であったり、最近展示を見に行ったイサム・ノグチが三宅さんの敬愛する芸術家であったりと、ふと現実世界での出来事が勉強した内容とリンクすることがあり、何とも言えない気持ち良さがある。
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三宅一生さんが考えるこれからのデザインについて。 服を通して、またデザインを通して社会を見つめる視点を持たれている。 そこに共感した。
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