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両手を奪われても シエラレオネの少女マリアトゥ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 汐文社 |
発売年月日 | 2012/12/24 |
JAN | 9784811389738 |
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両手を奪われても
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商品レビュー
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ここにはアフリカの抱える問題の多くが凝縮されている。 内戦、貧困、児童労働、FGM、少年兵、教育、エイズ。 僅か12才の少女が背負うにはあまりに過酷過ぎる運命。 わずか十数年前の時点で、テレビはおろか電話や電気もない小さな村での暮らし。学校というところがどんなところなのか想像も...
ここにはアフリカの抱える問題の多くが凝縮されている。 内戦、貧困、児童労働、FGM、少年兵、教育、エイズ。 僅か12才の少女が背負うにはあまりに過酷過ぎる運命。 わずか十数年前の時点で、テレビはおろか電話や電気もない小さな村での暮らし。学校というところがどんなところなのか想像もつかない、教育など受けたこともない、文字も知らない。でも貧しいながらも家族に囲まれて幸せに暮らしていた12歳の少女を、内戦という恐怖が襲う。 彼女の体験はあまりにもむごく凄惨を極め、YA向けに分類されている本書だが、はたして大丈夫だろうかと心配にさえなる。 自分の小さな村のこと以外何一つ知らなかった少女が、想像をはるかに超える過酷な体験を乗り越えて、家族を思い祖国を思い、成長し立ち上がっていく。 世界最貧国の一つであり、平均寿命が最も短いとされる祖国シエラレオネの現状を世界に知ってもらうために、家族や人々が幸せに暮らしていける国にするために。 今26歳になっている彼女の幸せな人生を願う。
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