1,800円以上の注文で送料無料

ピアノ協奏曲の誕生 19世紀ヴィルトゥオーソ音楽史
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

ピアノ協奏曲の誕生 19世紀ヴィルトゥオーソ音楽史

小岩信治【著】

追加する に追加する

ピアノ協奏曲の誕生 19世紀ヴィルトゥオーソ音楽史

2,750

獲得ポイント25P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 春秋社
発売年月日 2012/12/20
JAN 9784393931974

ピアノ協奏曲の誕生

¥2,750

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2013/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

○ピアノ協奏曲、つまり、「ピアノという楽器」と「オーケストラという楽器の一群」との関係からみえてくる音楽史のお話です。その音楽史のもっとも象徴的な流れは、ピアノが技術的に音量を増し、オーケストラと対等になってゆく過程だといえるでしょう。読みごたえがあります。 ○この過程には、ピアノの技術的な変化の流れ(音量や連打の機構など)と音楽的な変化の流れ(旋律や和音など)、そして文化的な流れ(ピアノ協奏曲の位置づけ、楽器構成の変化など)、などがあるように思います。この点は後日まとめてみたいところです。 ○最近、技術と社会(技術が社会を変えるのか?社会が技術を変えるのか?)について関心があるのですが、ピアノ協奏曲でも同様のことがいえそうです。ありがちなのは、「ピアノの楽器は大ホールで演奏するために大音量化した」とか「大音量化の技術ができたから大ホールで演奏されるようになった」という説明ですが、このどちらもしっくりきません。じつは、技術と社会が互いに関わりながら、ごちゃごちゃしたなかでできたものだと思うからです。このあたりを勉強してみたいです(例によって感想文になってしまった)。

Posted by ブクログ

2013/06/02

ピアノという楽器は、最初から現代のようなものとして存在していたわけではない。もともとはピアノは「改良されたチェンバロ」だったりして、今ほどでかい音が出たわけでもない。 よって、オーケストラの構成も昔は今より小ぶりだったりした。 ということを知ると、ピアノ協奏曲といっても昔と今とで...

ピアノという楽器は、最初から現代のようなものとして存在していたわけではない。もともとはピアノは「改良されたチェンバロ」だったりして、今ほどでかい音が出たわけでもない。 よって、オーケストラの構成も昔は今より小ぶりだったりした。 ということを知ると、ピアノ協奏曲といっても昔と今とではだいぶ違ったものなんだなと、ちょっと違った視点でみることができる。 これはピアノ協奏曲に限ったことではなく、クラシック音楽全般に言えることなんだけどね。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品