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メイドインジャパン リンダブックス
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メイドインジャパン リンダブックス

井上由美子【作】, 鈴木詠崇【ノベライズ】

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メイドインジャパン リンダブックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 泰文堂
発売年月日 2012/12/14
JAN 9784803003925

メイドインジャパン

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商品レビュー

3.5

7件のお客様レビュー

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2021/05/02

凋落するかつて世界中に名を轟かせた日本の老舗家電メーカーの再生は、、、 NHKが放送開始から60周年記念として1月末から3回に亘って放送したドラマのノベル化です。 現実に昨年から財界で話題となっていた老舗家電メーカーが数千億の赤字を出しリストラや資金調達に苦慮している状況を...

凋落するかつて世界中に名を轟かせた日本の老舗家電メーカーの再生は、、、 NHKが放送開始から60周年記念として1月末から3回に亘って放送したドラマのノベル化です。 現実に昨年から財界で話題となっていた老舗家電メーカーが数千億の赤字を出しリストラや資金調達に苦慮している状況を架空の”TAKUMI電機”として登場させ3ケ月後にメインバンクから融資を断られ倒産の危機を招いているどん底で再建する突破口を社内でも派閥や学閥等に属さない孤立した優秀な社員7名を密かに組織し会社・社員を守り日本の意地「メイド・イン・ジャパン」を再興させようとする小説です。 ストーリー的には3週間で完結するドラマなのでディテールは凄く浅く従業員が20万人も居る巨大企業のたった7人が至って普通のスキームで再建策を実施する内容には感動も共感も巧妙さも全く有りませんが小説の最初から最後迄家族が物語りの背骨を構成して居り離婚間際の主人公夫妻・中国企業に技術供与した元技術社員親子・TAKUMI電機会長社長親子等は長い間すれ違いで噛み合わない人生を過ごしているが今回の窮地を体験しお互いを信じる存在に変わって行く様は美しいの一言です。 メーカー(物を創る会社)としての意地特に殆どの産業で高コスト、ホワイトカラー化しつつある日本では円高というハードルもあって海外メーカーとの競争が激化しており「メイドインジャパン」に拘った点は愁眉だと思います。 「メイドインジャパン」たは単なる物を日本で創る事では無いと思います。現在どんな産業でも殆どの部品は韓国台湾中国製等の安価な海外製で日本では企画や管理と一部の戦略品しかやっていないのに何が「メイド・イン・ジャパン」なのか、、、ここで主人公はハートだと言うのだが、その本意は技術であります。物は行ったりきたりしても技術は譲れない誇れるものだと。。。  結果的には普段殆ど観ないし好きじゃないNHKですが流石だと思いましたこんな旬な話題をさっらとドラマにする辺りは、さしずめ広告収入を気にしなくてはいけない民法はこういうの難しいのかなと、、、

Posted by ブクログ

2013/06/03

今読まないといけない1冊です。 父と子の心からの叫びが会見になり、感動しました。家族の愛と企業! 今を切り裂いた小説です。 パナソニック、ソニーとダブります。 《文中より》 「あなた、あたしが離婚を切り出したのは、仕事で忙しくて家を顧みなかったからーそう思っているでしょ」 矢作...

今読まないといけない1冊です。 父と子の心からの叫びが会見になり、感動しました。家族の愛と企業! 今を切り裂いた小説です。 パナソニック、ソニーとダブります。 《文中より》 「あなた、あたしが離婚を切り出したのは、仕事で忙しくて家を顧みなかったからーそう思っているでしょ」 矢作は顔をあげた。その言葉の真意がわからなかった。 「違う!逆よ!あたしは仕事に必死なあなたが好きだった!家のことなんて何もやってくれなくていい!仕事馬鹿でいいから・・・」 「・・・仕事馬鹿でいいから・・・苦しいことやつらいことを話してほしかった。・・・どんなことも、一緒によろこんだり悲しんだりしたかった・・・」 「どうして黙ってるのよ!反論しなさいよ!」 「反論なんかできないよ。もっと言え」 「もっと言えよ。徹底的にやれよ」 「どうした?なんで眼をそむける?おまえだって、いままでおれから眼を逸らそうとしたんじゃないのか?あきらめようとしたんじゃないのか?」 「本当に何もわかってない・・・」 涙で滲んだ声で、美穂子は言った。悲しい声だった。 「・・・言えって言われたら、言えなくなるじゃない・・・」 「あたしはあなたを、助けたかったのよ!」

Posted by ブクログ

2013/02/13

モノづくりに携わってて、日本のモノづくりに誇りを持ってて、現状を憂いてる、苦々しく思ってる人は読んでほしい。 書かれてるのはハッピーエンドの夢物語かもしれない。でも、夢物語にしたくはない自分がいる。 こんな誇りを持って仕事を続けたい。

Posted by ブクログ

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