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現場の心理学 奈良女子大学文学部“まほろば"叢書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | かもがわ出版 |
発売年月日 | 2012/12/21 |
JAN | 9784780305852 |
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現場の心理学
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奈良女子大学文学部の小論文集。面白かったところでは、第1章、他人には見えないが自分には存在がわかる、空想(?)の遊びともだちIP(imaginary oplay-mate)の存在は全く知らなかったので、とても驚いた。第2章、のイギリスでは赤ちゃんの夜泣きがないというのも驚いた。な...
奈良女子大学文学部の小論文集。面白かったところでは、第1章、他人には見えないが自分には存在がわかる、空想(?)の遊びともだちIP(imaginary oplay-mate)の存在は全く知らなかったので、とても驚いた。第2章、のイギリスでは赤ちゃんの夜泣きがないというのも驚いた。なにが正常なのかは文化や時代によって異なるが、「助けようと善意で振る舞っているにもかかわらず、そのことがかえってその人を問題視している関係の肩をもってしまっているという皮肉が起こる」というのは、真摯に受け止めるべき警笛だと思った。第3章の法廷の話も面白く、客観的な絶対的事実など存在しておらず、それぞれの立場に入れ込んで主観的に現実にかかわっている人間の存在を浮かび上がらせている。第5章の、脳では問題を解けないが、身体を使うことで問題を解くことが可能であるいうのは、人間は脳で考えているという思い込みに対する反証と思った。人間と事物のかかわり、アフォーダンスという関係性とのあいだに知覚や認識があると指摘している。
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