商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2012/12/21 |
| JAN | 9784063878660 |
- コミック
- 講談社
ビブリア古書堂の事件手帖(アフタヌーンKC)(1)
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ビブリア古書堂の事件手帖(アフタヌーンKC)(1)
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商品レビュー
3.9
16件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
レトロな古書堂の美人店主と、そこにひょんなことからアルバイトを始めることになった青年を軸に、古書にまつわる人間模様を描いた、ちょぴりミステリータッチの物語。 主人公の「俺」こと五浦大輔は、小さい頃のトラウマ体験からか、心理的に活字が読めない。でも、読書に憧れを持ち続けていた。 祖母の遺品『漱石全集』の1冊に「夏目漱石 田中嘉雄様へ」とのサインが。漱石本人の直筆サインかもしれないと、大輔はビブリア古書堂へ査定してもらいに行く。あいにく、店主は入院中とのことで、病院まで出向くことに。果たしてそこには、かつて青春時代に大輔がひそかにあこがれていた美人の店主がいた。が、かなり重度なコミュ障で、まともに会話も成立しない。しかし、ひとたび本に話となると、途端にスイッチが入り、滔々と古書のうんちくを述べ立てる。そう、彼女は稀代の本マニアだった。そのギャップに大輔は面食らってしまう。 持ち前の古書のうんちくをもとに、店主こと篠川栞子は、サイン入り漱石本の由来を推測する。大輔の祖母がかつて不倫していた相手に贈ったものだろうと。つまり、大輔の知らない祖父の存在が浮かび上がってきたのだ。 この縁がきっかけで、大輔は栞子の下でアルバイトを始めた。 次に登場するいわくつき古書は、小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』。常連客でせどり屋でもある志田の依頼で、本が盗まれたから探してくれという。栞子は病室から一歩も出ずに、本を盗っていった女子高生が何のために本を必要としたのか言い当ててしまう。事件をきっかけに、個性の強い志田と、ボーイッシュなその女子高生・小菅奈緒は意気投合。読書好き仲間となる。 それから『論理学入門』が売りに持ち込まれたことから、とある奇妙な夫婦との縁が生まれる。旦那は堅物の年配者。対して奥方はテンション高めな童顔のホステス風。旦那の坂口氏はその本を売りたいと持ち掛けるが、逆に妻しのぶは売るなという。一連の出来事から栞子は、坂口氏が前科者であったこと、さらに坂口氏が眼病を患っていて、おそらく失明するだろうということを当ててしまう。大輔と栞子に出合ったことから、坂口は心揺さぶられたのか、20年来秘密にしてきた前科者という経歴をカミングアウトしてしまう。それを自然な形で受け流すしのぶ。二人の愛はますます強まるのであった。 ラストは衝撃的事件の幕開けとなった。栞子の骨折は単なる事故ではなく、突き落とされたというのだ。請われて犯人追及に大輔も尽力する。犯人は、太宰治『晩年』の超レアサイン本にストーカー並みの異常な執着を見せていたのだが、それは栞子が祖父・父から譲り受けた大切な遺品。命に代えても守りたいという。犯人をおびき寄せる策としてレプリカ版を店内に展示し、相手方の反応を待つ。志田の仕事仲間の男爵こと笠井が実はその犯人で、栞子を突き落として以降、彼女の身辺の人間関係にもぐりこんで来たのだった。笠井は、本物の『晩年』が栞子の病室内の金庫に保管されていることを聞き出し、奪いに向かう。それを阻止しようと大輔。急転直下で栞子は笠井の目の前でその超レア本を燃やしてみせるのだった。一連の騒動の後、笠井の本名が「田中敏雄」と判明。もしかしてと笠井に祖父の名を訪ねる。果せるかな、その名は「田中嘉雄」。祖母の不倫相手であり、この敏雄と大輔とは従兄弟関係に当たることになる。 後日、大輔は栞子の前で推理してみせる。そう、本マニアの彼女が命よりも大事な本を燃やすはずがない。それもレプリカ版だったと。つまり、自分も志田も警察も、周り全ての人をだましてのだ。それだけ自分が信頼されていないことに大輔は失望し、衝動的にビブリア古書堂をやめてしまうところで物語は幕を閉じる。 1冊の本を巡ってこんなにも豊かな世界が展開され、色鮮やかな人間模様が描かれるのかと、ページをめくるたびに舌を巻く。文章も読みやすくテンポよい。構成も歯切れよく、無駄がない。なにより、各々のキャラクターがすこぶる個性的で、その都度ビジュアルに訴えかけてくるようだ。それだけ描写が微に入り細を穿つというわけではない。さらりとした筆致に終始しているのだが、少ない言葉で後は読者のイメージ力を掻き立ててくる。それはおそらく、キャラ立ち定番の公式に忠実であるからだと思われる。例えば、コミュ障だが特定のマニア魂に火が付くとキリリンッと性格が一変するメガネ美女、といった一連の属性だ。こうした公式を守る限り、読者も各キャラたちをビジュアライズするのにそれほど努力を要さない。この一連のシリーズがマンガ展開、アニメ展開、果てはドラマ展開へと広がりを見せていくこともさもありなん、と思う。
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ミリオンセラーの「ビブリア古書堂の事件手帖」のマンガ版です。全3巻の第1巻で、原作小説第1巻の第1話、第2話をカバーしています。映画やテレビドラマになったお話です。 https://www.honzuki.jp/book/231300/review/284187/
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古本屋を舞台にした、ミステリーと恋愛ものの融合的なお話。作者の本に対する想いが込められているのがよく分かります。 ドラマは見てない。
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