商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2012/12/06 |
| JAN | 9784344419544 |
- 書籍
- 文庫
血は欲の色
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血は欲の色
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
まともに暮らしている人たちが 難儀な事件、事故に巻き込まれてしまう いつの時代でも きっとこんなことは起きてしまう 残念なことながらその過程の中で 命を脅かされたり、ひどい時には 命を絶たれてしまうこともある なんとかならないものか なんとかできないものか そんな思いを抱くばか...
まともに暮らしている人たちが 難儀な事件、事故に巻き込まれてしまう いつの時代でも きっとこんなことは起きてしまう 残念なことながらその過程の中で 命を脅かされたり、ひどい時には 命を絶たれてしまうこともある なんとかならないものか なんとかできないものか そんな思いを抱くばかり この公事宿事件書留帳シリーズでは そんな思いを抱く市井の人たちが ちゃんと 救われる 読んでいると 気持ちが浄化されていく気がする いっぺんに読んでしまうのは もったいないので 少しずつ浄化させてもらっている
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公事宿事件書留帳シリーズ第19作。 『あざなえる縄』 共に同じ村から出てきた仲の良い二人。一緒に同じ奉公先で働いていたが、ひとりは店の一人娘の婿となって店を継ぎ、もうひとりは暖簾分けをしてもらい、店を開いた。暖簾分けをしていた店が商いが出来ないようになったので、店を継いだ方が見か...
公事宿事件書留帳シリーズ第19作。 『あざなえる縄』 共に同じ村から出てきた仲の良い二人。一緒に同じ奉公先で働いていたが、ひとりは店の一人娘の婿となって店を継ぎ、もうひとりは暖簾分けをしてもらい、店を開いた。暖簾分けをしていた店が商いが出来ないようになったので、店を継いだ方が見かねて、四百両もの大金を、返済の期日も利子も書かずに証文を作り貸したという。 真剣に取り立てようとしない父を見て、息子が公事宿に相談にきたのである。 人間はあざなえる縄のように、好き合うた仲間が、絡み合うて助け合い、生きていかなければならない。そうすれば、どんな禍福にも耐えられる。 絶品の人情噺である。
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公事宿事件書留帳19集で、「闇の蛍」、「雨月の賊」、「血は欲の色」、「あざなえる縄」、「偽の正宗」、「羅刹の女」の6話である。 この作品は「星星峡」2010年の7月からのものが、載っている。 表紙と、題名から、少しためらったが、田村菊太郎の活躍を読みたくて、手にとってしまった。...
公事宿事件書留帳19集で、「闇の蛍」、「雨月の賊」、「血は欲の色」、「あざなえる縄」、「偽の正宗」、「羅刹の女」の6話である。 この作品は「星星峡」2010年の7月からのものが、載っている。 表紙と、題名から、少しためらったが、田村菊太郎の活躍を読みたくて、手にとってしまった。。 最初の「闇の蛍」では、愛娘を亡くした母親が、うつ病になってしまって、他の子供を殺してしまい、主人に成敗され、その主人も割腹してしまうという話から、始まる。 「雨月の賊」は、昔盗賊の男が、暴れ馬に子供が、あわや蹴られるところを助ける。 生真面目な性格と、人生に嫌気が、さしていたが、菊太郎のおかげで、夢だった窯元に、働くことができ、助けた子供の母親とも、生きがいをみつけるのである。 2話から何か、ホットする話になって行く。 「血は欲の色」は、腕利きと称される東町奉行所吟味役の同心 大田総兵衛からの悲惨な拷問による取り調べで、冤罪を作っていいた事を、菊太郎が、罪人となって、牢に忍び込むのである。 そして其の牢の中でも、菊太郎が、規律を立てて、更生させて行くところが良い。 「あざなえる縄」は、菊太郎と同じような、家庭環境の古手問屋の借金問題で、無事に解決し、兄弟とのつながりも確認出来るのであった。 「贋の正宗」馬蹄屋の岩蔵が、正宗の贋作を作るが、窮地に陥った子や、親を助けるのであり、また、菊太郎の口ききで、奉行所も、寛大な処置をする。 「羅刹の女」は、今虐待問題をテーマにしている。 回りの長屋の人々の温かい思いやりと、総与力からの御裁きの沙汰が、人情味あふれていた。 あとがきは、作者澤田ふじ子氏乃言うように、「東日本で良震災」での管首相の話で、政、官、財界の癒着問題を、さらりと書かれているが、まさにその通りだと、思う。 それは、「血は欲の色」でも、作者が言いたかったことだと思う。 やはり、宿事件書留帳、20集と言わず、続いて欲しい物で、ある。
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