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私はフーイー 沖縄怪談短篇集 幽BOOKS
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | メディアファクトリー |
発売年月日 | 2012/11/29 |
JAN | 9784840148924 |
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私はフーイー
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商品レビュー
3.6
62件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
めちゃくちゃ面白かったな~ でもよく考えたら、あんまりホラーではないよな。 でも面白かったな~ 夜のパーラー:シンプルで怖い。 やっぱり若い女性が笑うってのは、それだけで怖い。 幻灯電車:女性の諦観は、いつだって哀しい物語になる。 月夜の夢の、帰り道:題名の通りで綺麗な話。 これが一番好きかな。読後感的に。 私はフーイー:「フーイーヤエマ、ではないのだな」 「残念ながら。フーイーマヤです」 このくだりが好き。
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沖縄に行ったこともなければ詳しくもないので、そういう意味でファンタジー感が増したように思う。 特に好きな話は「クームン」、心に残る話は「幻灯電車」だった。 クームンはオチというか結局くっつくんかーいという感じでそこだけはちょっと…でも人の願いを叶える形で怪異のような神様のような...
沖縄に行ったこともなければ詳しくもないので、そういう意味でファンタジー感が増したように思う。 特に好きな話は「クームン」、心に残る話は「幻灯電車」だった。 クームンはオチというか結局くっつくんかーいという感じでそこだけはちょっと…でも人の願いを叶える形で怪異のような神様のような在り方のクームンには惹かれた。そういう人間の理から外れた存在からすれば人間の善悪なんて関係ないんだろうな。願いの叶え方が怖くもあり神秘的でもあった。 恒川さんの書く話で女が虐げられてるものって結構あるのね…「竜が最後に帰る場所」も読んで尚更そう思う。昔はこういうことが沢山あったんだろうな。憎い男を殺して母と姉を守ったのに、結局は時代の波に流され自分一人だけになってしまう彼女の胸中を思うとページを捲る手が止まりそうになった。 怖いというより不気味で不思議。沖縄の異国感がまた未知のファンタジーらしさがあって楽しく読めた。
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図書館。 日本と外国のあわいにある南の島でしか書けない、起こり得ない、現実と神と怪異の話だった。 ちょっと怖い、全体的に切ない、何だか美しい。
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