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かえでの葉っぱ
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かえでの葉っぱ

デイジームラースコヴァー【文】, 関沢明子【訳】, 出久根育【絵】

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かえでの葉っぱ

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 理論社
発売年月日 2012/11/21
JAN 9784652041253

かえでの葉っぱ

¥1,980

商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

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2023/02/14

金色で片方の縁がピンクの美しい一枚の楓の葉の冒険。風に乗せてくれた少年との出逢い、再会。綺麗や色とファンタスティックな造形の人物。 出久根育という作家は本文の単なる説明ではなく、次や一つ手前のタイミングをとったり、結果または前提になる状況を表現したり、文章と絵で立体的で多層な物語...

金色で片方の縁がピンクの美しい一枚の楓の葉の冒険。風に乗せてくれた少年との出逢い、再会。綺麗や色とファンタスティックな造形の人物。 出久根育という作家は本文の単なる説明ではなく、次や一つ手前のタイミングをとったり、結果または前提になる状況を表現したり、文章と絵で立体的で多層な物語を演じる。そのスタイルにふさわしい文章を選んだり、自ら執筆する。 #かえでの葉っぱ #出久根育 #ムラースコヴァー #関沢明子 #理論社

Posted by ブクログ

2022/09/22

「いのちはどこへ行くの?」図書館の秋の絵本特集の棚に並んでいた、一際目を引く美しい表紙。1枚の葉っぱの一生をめぐるお話でした。木は命があるってわかるけど、落ち葉の1枚を1つの命として考えたことなかったなぁ。あんなに美しかった紅葉が色を変え、姿を変えて、骨のようになって。それでも「...

「いのちはどこへ行くの?」図書館の秋の絵本特集の棚に並んでいた、一際目を引く美しい表紙。1枚の葉っぱの一生をめぐるお話でした。木は命があるってわかるけど、落ち葉の1枚を1つの命として考えたことなかったなぁ。あんなに美しかった紅葉が色を変え、姿を変えて、骨のようになって。それでも「これも悪くないな」と受け入れて、旅をつづける葉っぱの最後とは…。誰かの心の灯火になれたなら、そんな幸せなことはないなぁ。

Posted by ブクログ

2021/11/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

崖の淵で色づいた楓の葉が、少年と出会い、風に飛ばされて、旅を終えるまでの一生を描いた作品。 子供よりも大人に響くであろう、渋く、余韻のあるストーリーだ。 絵が地味だからとっつきにくかったし、モチーフ的に面白くないだろうと思ったが、以前読んだ『なかないで、毒きのこちゃん』同様深い話だった。 日本語訳が美しい。 哀愁のある出久根育の絵もぴったりだ。でも主人公の葉のフチはピンクではなくオレンジに塗られているから、子供が読んだら突っ込みたくなると思う。 この絵本、元は童話集の一編だというが、作品集丸ごと読んでみたいものだ。 とてもあたたかく美しい話を描く、いい作家だと思うんだけど。 いつか翻訳されないだろうか。

Posted by ブクログ

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