1,800円以上の注文で送料無料

夜な夜な天使は舞い降りる はじめて出逢う世界のおはなし チェコ編
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

夜な夜な天使は舞い降りる はじめて出逢う世界のおはなし チェコ編

パヴェルブリッチ【著】, 阿部賢一【訳】

追加する に追加する

夜な夜な天使は舞い降りる はじめて出逢う世界のおはなし チェコ編

2,090

獲得ポイント19P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東宣出版
発売年月日 2012/11/01
JAN 9784885880780

夜な夜な天使は舞い降りる

¥2,090

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2019/11/04

いわば天使たちのオフ会。どんな職業も、あれこれ裏話があるものだよね。 2019年ヨーロッパ文芸フェスティバルにて、1本目の『天使はいつ自分の姿を見るのか?』をご本人の朗読で(もちろんチェコ語)聞くことが出来て、よかった。

Posted by ブクログ

2019/10/29

守護天使が夜な夜な集まって、こんなおしゃべりをしているのかと想像すると中々楽しい。 様々な人生の不思議な物語。 シャム双生児、バスコ・ダ・ガマ、ワイン醸造家の話が印象的だった。

Posted by ブクログ

2015/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「プラハのとあるバロック式教会」に夜な夜な集まっては、それぞれ担当する人間の自慢(?)話をする守護天使たちがいる。本書は、天使たちが語るちょっと不思議な物語。 決して説教臭くないしオー・ヘンリー風の「泣かせるいい話」でもなく、本当に近所のおじさんおばさんたちが口にするような、ネタ的な話が並ぶ。 ハングライダーに夢中な「ご主人様」を守るためにヘトヘトになっている天使、事故でブドウの圧搾機にはさまれ、不作のブドウから「天使のワイン」を生み出すことになった天使、サッカー選手に神プレーをさせた天使、歴史上の偉人に付き添った天使、失恋した天使、ご主人様を守るために禁を犯した天使などなど、しじゅう人間に付き添う守護天使が語る物語は人間臭すぎる。クレーが描いた天使シリーズの絵を思い出さずにはいられなかった。 作者は現代チェコを代表する作家で、活動領域は小説だけでなく、ラジオの脚本からロックの作詞まで、物書きにかかわることならオールマイティに関わっているという。チェコの作家としては大先輩にあたる、カレル・チャペックが引き合いに出されているのが興味深い。 作者が天使の存在を信じているかどうかは不明だが、すべての人間に寄り添い、ともに喜びともに苦しみ、ときどきそっと奇跡を差し出すけれど、姿も見えず声も聞こえない――そんな存在がいるかもしれないと思うだけで気持ちが和む。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品