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浪人若さま新見左近 陽炎の宿
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浪人若さま新見左近 陽炎の宿
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シリーズ第5弾 身分を隠して、浪人・新見左近と名乗り、ぼろ屋敷に住む、甲府藩主、徳川綱豊。ひょんなことから、身分がバレそうになったが、うまくはぐらかしたと思ったが、友・岩城康徳は、騙されなかった。 妹のお琴と、左近との仲が心配で「嫁にしてやってくれ」と言う康徳。 「それはでき...
シリーズ第5弾 身分を隠して、浪人・新見左近と名乗り、ぼろ屋敷に住む、甲府藩主、徳川綱豊。ひょんなことから、身分がバレそうになったが、うまくはぐらかしたと思ったが、友・岩城康徳は、騙されなかった。 妹のお琴と、左近との仲が心配で「嫁にしてやってくれ」と言う康徳。 「それはできぬ。おれには、すでに定められた相手がいる」と言う左近。 そんな時、新見正信が、国許から訴状が届いたと知らせる。 悪代官一味に苦しめられる農民を助けるため、身分を偽って、正信、義徳、吉田小五郎と、四人で、国許へ世直しの旅をする左近。 悪家老を成敗し、騒動を収めたが、正信が「殿には罪が無い」と、一切の責任を負って陰腹を斬る。 幸に、一命はとりとめたが、それが元で、この世を去っていく。 正信は、死ぬ間際に、真鍋詮房(後に綱豊が将軍になった時に、幕府御側御用人となって、家宣を支えた、間部越前守詮房)に 「殿はいずれ、徳川宗家を継ぐことになろう。そのときは、そちが殿をお助けせよ。 あれこれ考えずともよい。そちがすることは、ただひとつ。なにがあっても、殿を裏切らぬことじゃ。よいか、詮房」と言って、微笑むような顔で、旅だった。
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