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やわらかな思考を育てる数学問題集(1) 岩波現代文庫 学術275
1,452円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2012/11/19 |
JAN | 9784006002756 |
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やわらかな思考を育てる数学問題集(1)
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やわらかな思考を育てる数学問題集(1)
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
森田真生さんのエッセイに出てきたのを見て購入した。森田さんは、この問題集をテキストに、小学生と「数学」の勉強会を開いているそうだ。元々、ロシアの数学教育の人々が、既存の教科書に対抗して作った教科書で、日本の数学教科書に見慣れた素人からすると、「数学」というものの世界観が全く違って...
森田真生さんのエッセイに出てきたのを見て購入した。森田さんは、この問題集をテキストに、小学生と「数学」の勉強会を開いているそうだ。元々、ロシアの数学教育の人々が、既存の教科書に対抗して作った教科書で、日本の数学教科書に見慣れた素人からすると、「数学」というものの世界観が全く違っていて、面白かった。 「75センチの棒をシャクトリムシが登る。1日で5センチ上り、寝ている間に4センチ滑り落ちてしまう。何日で上りきることができるか。」 一番衝撃的だったのは、「グラフ」の章だった。自分の今までのイメージだと、「グラフ」といえば、x軸とy軸のある棒グラフや折れ線グラフだったが、ここで定義される「グラフ」は全く違う。 「グラフ」というのは、物事の関係を点と線で表したもので、点つなぎのような図形がたくさん描かれている。 日本で算数・数学を学んだ人間からすると、「数学」というのは、積み上げ教科だと思う。だけれども、この問題集の問題には、順番というものがない。一つの概念が定義されて、それでもって出された問題群を解いていく。だからこそ、どこからでも数学的に考えることができる構成になっている。 数学の友達に聞いたら、日本の「数学」が、積み上げ教科になっているのは、教科書で言う「数学」がイコール「解析数学」になってしまっているからだと言う。 本当に「数学」を好きな人たちに、読んでもらいたい。そして、学校で勉強したものとは違った、もっと広い「数学」の世界に触れてほしい。
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ほぼ四則演算しか使ってないのにめっちゃ硬派。専門家同士が刺激し、高め合った結果生まれた結晶。序盤が頭の体操レベル、中盤は大学受験レベル、終盤は数学オリンピックレベルではないか。
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名著。小学生でも解けるけど、大学生にも解けない問題集。 こんなのを幼少期からやってるんだから、ソ連の数学はやっぱり強い。
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