![領土問題をどう解決するか 対立から対話へ 平凡社新書657](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001691/0016914583LL.jpg)
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領土問題をどう解決するか 対立から対話へ 平凡社新書657
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2012/10/17 |
JAN | 9784582856576 |
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領土問題をどう解決するか
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領土問題をどう解決するか
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商品レビュー
2.7
4件のお客様レビュー
当たり前のことだが、当事者同士の交渉が行われない限り、解決はできない。よって、お互いが「固有の領土」であると主張する限りは解決することはないだろう。至極最もだと思う。 左翼と評される筆者であるが、少なくとも本書の内容についてはそれほどの思想性は感じられなかった。歴史に対する解釈に...
当たり前のことだが、当事者同士の交渉が行われない限り、解決はできない。よって、お互いが「固有の領土」であると主張する限りは解決することはないだろう。至極最もだと思う。 左翼と評される筆者であるが、少なくとも本書の内容についてはそれほどの思想性は感じられなかった。歴史に対する解釈については、本書の内容だけでは評価できないが。 但し、提示されている解決案は、理屈ではあるけれども、実現可能性としては低いように思える。かといって有効な手立ても今は見出せそうにないので、政治的な潮流を見ながらチャンスを待つしかないような気がする。
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北方領土問題に関しては、頷ける部分が多数あったが、竹島・尖閣に関しては、あまりにも韓国・中国寄りで左翼的思想が強すぎて受け入れられない。
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和田さんといえば親ソ、親北朝鮮というイメージがあるが、かつて二島返還論を唱え、バッシングにあった人の本を読んで見るのもわるくないかなと思って読んだ。問題は要するにサンフランシスコ条約をどう考えるかにかかわってくる。日本はアメリカ等と結んだサンフランシスコ条約で、千島列島と樺太を放...
和田さんといえば親ソ、親北朝鮮というイメージがあるが、かつて二島返還論を唱え、バッシングにあった人の本を読んで見るのもわるくないかなと思って読んだ。問題は要するにサンフランシスコ条約をどう考えるかにかかわってくる。日本はアメリカ等と結んだサンフランシスコ条約で、千島列島と樺太を放棄したが、この際の千島が択捉、国後までを指しているのは戦後の外務省の文書(これは長く公開されなかったが、原貴美恵さんがオーストラリア図書館で発見『サンフランシスコ平和条約の盲点』渓水社)や文献的にも明らかで(村山七郎『クリル諸島の文献手学的研究』三一書房 1987)、サンフランシスコ条約に従うなら、歯舞、色丹の返還で我慢すべきだった。(これはそもそもソ連を日本との戦いに引き込みたかったアメリカがヤルタでスターリンに密約したことによる)また、当時のソ連も日ソ共同宣言で平和条約の締結時には二島を返還すると言っているのである。それをあたかも四島をまとめ北方領土としたのは、(ヤルタの密約があるにもかかわらず)日ソ接近を恐れたアメリカの策謀による。ただ、千島は日本が平和裡にソ連と樺太とを分け合ったもので、ヤルタに先んじる大西洋憲章の「領土不拡大」に違反する点を問題にするなら四島返還にも理があるということになる。和田氏は北方領土について何冊も本を書いているが、『北方領土問題』(朝日選書 1999)がソ連の主張も充分取り入れたものになっていてわかりやすい。和田氏に対し木村汎『新版 日露国境交渉史』(角川選書 2006)は、千島は日本が平和裡にソ連と樺太とを分け合ったもので、暴力で奪ったものではないと立場から四島返還論にこだわる。和田さんは、かつての日本は暴力で他国から暴力で領土を奪ったのであるから、今時の戦争でソ連に奪われたのも仕方がないという立場である。(p60「戦争に負ければ…自分の本来の領土を取られるのも仕方がないことなのです」)これはちょっと賛成できない。
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