商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2012/10/12 |
JAN | 9784575515305 |
- 書籍
- 文庫
ときめきご近女さん
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ときめきご近女さん
¥680
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
隣人アパート作品として面白く仕上がるも結末が雑
ボロなアパートならではの男と女の人情味も感じられる雰囲気は良好。展開としてもなかなか面白いことになっている。橘作品としてお約束なお尻フェチ方面もしっかり。包容力に溢れるナースにクールなOL、そして休学中の女子大生(休学には訳がある)といった住人ヒロイン達に加え、アパートの外にも清...
ボロなアパートならではの男と女の人情味も感じられる雰囲気は良好。展開としてもなかなか面白いことになっている。橘作品としてお約束なお尻フェチ方面もしっかり。包容力に溢れるナースにクールなOL、そして休学中の女子大生(休学には訳がある)といった住人ヒロイン達に加え、アパートの外にも清楚な人妻を並べる布陣も悪くない。何より本作では官能描写がいつになく濃厚というかしっかり描かれており、双葉文庫ながらちゃんと官能小説という趣である。 しかし、各ヒロインとの接点となるアプローチが時に似通っていたり、合体にまで至らないヒロインがいたりと、物語としても官能としても物足りなさを感じるところもある。最後にはココロもカラダも結ばれるヒロインもいるのだが、これもまた然り。いかにも紙面が尽きました、という端折りを感じる強引で雑な纏めと言わざるを得ない。 また、ヒロイン同士の関連性も無いため、例えば休学している女子大生の秘密について誰かが絡んでいるとか、そもそもこの女子大生が序盤から見せる敏感な言動と、その後の本心に絡めて、他のヒロイン達に見られる官能的な一過性について意味を持たせるような奥深さも本作では見られない。双葉文庫らしいライトさと言えばそれまでだが、もう少し捻りと奥行きを加えることも出来ただろうに、という印象でもあった。 そんな中で星の数を稼いだのが清楚な人妻……って、全然清楚じゃない! この人妻の次第に変化していく底なしの本性が可笑しくもいやらしく、本作の官能的なクライマックスとなっているのではなかろうか。
DSK