商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 二玄社 |
発売年月日 | 2012/10/09 |
JAN | 9784544400601 |
- 書籍
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イタリア発シアワセの秘密
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イタリア発シアワセの秘密
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商品レビュー
4
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この本は、書評サイトの「本が好き!」様からの献本です。ありがとうございます。 トスカーナで暮らす一人の日本人の目から見たイタリアの姿を書いている。見ていて、効率という点では、日本の方が上を行っているが、適当な点では、イタリアははるか先を行っている。たとえば、ニックネームで死亡広告を読んでびっくり。日ごろニックネームで呼び合っているので、本名を知らない人が多い。そのため、広告でニックネームを使うという日本だったら受け入れられない適当さだ。 いいなあと思ったのが、高齢者ホームに何とバールがあることだ。バールとは、イタリア式の喫茶店のことを指す。コーヒーが飲めるとは何ともおしゃれだな。 イタリアのスーパーで、レジ係りは座ってレジを打つとある。しかも、客が商品をレジのベルトコンベアーの上に置く。日本だとお客様は神様とされているので、よほどのことがない限り導入しないだろう。 おしゃれだなと思ったのが、イタリアの霊柩車。人生の旅立ちにもおしゃれをと言ったところか。霊柩車にも少しくらいおしゃれ心や遊び心があってもいいと思う。カスタマイズ葬式を選ぶ人が出てきているのだから、霊きゅう車にもバリエーションがあると面白い。 イタリアの霊柩車 http://www.asahi.com/car/gallery/100402amore/ イタリア人が、不景気にも負けず、とはいっても鉢巻を占めて踏ん張っているという意味ではなく、陽気に笑い飛ばしながら暮らす姿が浮かんでくる。少しは、ラテン系を見習って適当になった方が人生幸せなのかもしれない。イタリア人が無理なら、適当大魔王の高田純次を参考にするとよいかもしれない。そんなことを言うと本人に、簡単に負けできるほど適当の道は甘くないというかな。それとも、まあやってみればというかもしれない。後者に一票。
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著者が住むのはイタリアはトスカーナ州・シエナ。日本から イタリアに移住して15年になる著者が、駆け足の観光旅行では 知ることの出来ないイタリア人の普段の生活を綴ったエッセイ である。 私がイタリアに興味を持ったきっかけは、実は漫画。中世の ヴェネツィアを舞台にしたシリーズものだ...
著者が住むのはイタリアはトスカーナ州・シエナ。日本から イタリアに移住して15年になる著者が、駆け足の観光旅行では 知ることの出来ないイタリア人の普段の生活を綴ったエッセイ である。 私がイタリアに興味を持ったきっかけは、実は漫画。中世の ヴェネツィアを舞台にしたシリーズものだった。そして、映画 『ゴッド・ファーザー』。 この二つを柱にして興味が広がっていったのだが、読むのはもっぱら 歴史関係。なので、こうした「普段着のイタリア」みたいな話は新鮮だ。 イタリア人の理想の住いの第一位が「もてなしやすい家」なんてさも ありなんだよね。家族は勿論、親戚や友人・知人が集まって食事を するなんてイメージそのままだもの。 日本で言えば七五三に当たる聖体拝領式や、結婚式の様子なども 実際に著者が参列した体験から書かれているので興味深い。 車やバイクの章に関しては運転免許もないので少々分からない こともあったのだが、イタリアの人たちが古いタイプの車や バイクを修理しながら大切に遣い続けているなんてのは日本も 見習っていいんじゃないか。 街全体が世界遺産。そんな場所に住んでいることの不便さもあるの だろうが、その地域に溶け込んで暮らしている著者だからこそ書ける イタリアの普段の暮らしなのかもしれぬ。 住みたいな、イタリア。あ…でも、私が日本以外で住みたいところは カナダ・バンクーバーだった。う~~ん、どっちにしようか迷うなぁ。 尚、私はベルルスゴーニ前首相が好きだった。数々の失言もあったが、 植毛したり、プチ整形したりとなんか憎めない人だったんだよね。
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