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万引きの文化史 ヒストリカル・スタディーズ3
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万引きの文化史 ヒストリカル・スタディーズ3

レイチェル・シュタイア(著者)

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万引きの文化史 ヒストリカル・スタディーズ3

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 太田出版
発売年月日 2012/10/05
JAN 9784778313418

万引きの文化史

¥2,420

商品レビュー

4

10件のお客様レビュー

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2023/10/09

タイトルに釣られて読了。 「1番最初の万引き犯はイヴである」からはじまり、心理学や歴史といった様々な観点から万引きについて探っていてそのどれもが面白くわかりやすかった。 誘惑と人との戦いはこれからも続いていくからこそ読んで損はなかったなと感じた。

Posted by ブクログ

2020/07/18

窃盗癖(クレプトマニア)について知りたくて読んだ本。 万引き犯であっても女性の方がクレプトマニアとして治療の対象になりやすい、というけれど、男性の万引き犯にクレプトマニアが少ないというだけではないのか、ちょっと判断が難しい。

Posted by ブクログ

2018/11/04

アメリカ人の著者による万引きについての本。万引きの歴史、万引きの原因分析、万引き防止策など、アメリカの実態を中心に研究している。窃盗のほとんどなかった日本の江戸時代と比べると、万引きに対するその寛容な欧米の認識違いに驚く。小さな分野の研究ではあるが、参考となった。 「米国内万引...

アメリカ人の著者による万引きについての本。万引きの歴史、万引きの原因分析、万引き防止策など、アメリカの実態を中心に研究している。窃盗のほとんどなかった日本の江戸時代と比べると、万引きに対するその寛容な欧米の認識違いに驚く。小さな分野の研究ではあるが、参考となった。 「米国内万引き犯罪は百万件以上(2008年)」p11 「店の警備で万引きが発見されるのは48回に1回」p13 「全米小売業の2009年万引き被害は、116億9000万ドル。盗難損失補填の価格上昇は、450ドル/年・世帯」p15 「5ドルの有機栽培トマトが1個万引きされると、その損失を取り戻すのには500ドル分のさらなる売り上げが必要になる」p15 「豊かな消費社会が誕生したことによって窃盗とその処罰が急激に増えた」p42 「自分を窃盗症だと、すんなり認める女性はほとんどいない。10年にわたって1日に2回万引きしている女性でも、認めたがらない」p118 「(1960年代)裕福に見える万引き犯は貧しく見える万引き犯より拘留されることが少ない。年収7万ドルのアメリカ人による万引きは、年収2万ドル以下のアメリカ人より30%も高い」p124 「(ハリウッド女優ウィノナ・ライダー)私は有名人だから代金を払わずに店から商品を持っていってもよかったのだ」p213 「人が正直かどうかを確かめる方法はひとつしかない。本人に尋ねることだ。もし正直だと答えたら、その人は正直ではない」p254 「複雑に考えないでください。泥棒は、自己中心的な欲望に従ってほしい物を盗みます。他者のことを考える感覚が培われていないのです」p275 「日用品を店から盗むのは恥ずかしい行為だと考えられている。それなのに、いまだになくならずに残っているのが万引きである。それは誰もが口を閉ざすことで増殖する静かな伝染病である」p299 「日本の万引きによる被害額は、4500億円以上(2011年)。書店の被害額が多い」p309

Posted by ブクログ

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