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手のひら、ひらひら 江戸吉原七色彩 文春文庫
722円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2012/10/10 |
JAN | 9784167838188 |
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手のひら、ひらひら
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手のひら、ひらひら
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商品レビュー
3.1
10件のお客様レビュー
遊郭モノではあるが、遊女ではなく閨での技を仕込む人や、番頭目付など遊郭を取り巻く人々に焦点を当てている。7つの物語からなる連作短編。 どのお話もめでたしめでたしとは言い難く、全話を通して悲哀な感じが漂うが、『穴惑い』でお露が金貨をぶちまける場面には胸のすく思いがした。最終編はあっ...
遊郭モノではあるが、遊女ではなく閨での技を仕込む人や、番頭目付など遊郭を取り巻く人々に焦点を当てている。7つの物語からなる連作短編。 どのお話もめでたしめでたしとは言い難く、全話を通して悲哀な感じが漂うが、『穴惑い』でお露が金貨をぶちまける場面には胸のすく思いがした。最終編はあっさりと終ってしまい少し拍子抜け。
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「煌」が良かった志川節子。この作品も良いぞ。 吉原の花魁をめぐる7つの連作短編、女郎を仕立てる「上げゲ屋」、心身に疲れの見える花魁を整え治す「保チ屋」など、ちょっと大人な職業(架空の物です、念のため)の男たちが出てくる。「おぉ、これは官能系」と思いきや、そういうシーンはサラりと躱して吉原独特の世界を巡る人々の機微を上手に切り取って描く。 ところどころダレてしまうところもあるんだが、要所要所の締め方は見事で、特に冒頭の短編を、最後の収録短編で収束させるやり方は「上手いなぁ」と思わせる。 染里の、ぬぐってもぬぐっても落ちなかったくすみ、深いよなぁ…。切ないね。
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遊女に仕立てるのが「上ゲ屋(あげや)」、年季半ばで磨き直すのが「保チ屋(ほちや)」、合間にあって妓の心を見張り、間夫の芽を絶つのが「目付」・・・。江戸吉原を舞台にした連作7話。私には全く理解不能な世界ですw。志川節子 著「手のひら、ひらひら」、2012.10発行。
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