商品詳細
内容紹介 | 『ナゼアライブ』改題書 |
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販売会社/発売会社 | 文芸社 |
発売年月日 | 2012/10/04 |
JAN | 9784286126395 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
2.5
16件のお客様レビュー
人の認知とは何か、感情とは、共感とはいったい何だろうか。そういった単純な計算では図ることのできない情動に深く立ち入るのは興味深い。一方で AI の可能性も、.nethack をオマージュしたアニメにあるような怖さを孕んだ感じに仕上がっている。ちりばめた伏線もなかなかにいいものだけ...
人の認知とは何か、感情とは、共感とはいったい何だろうか。そういった単純な計算では図ることのできない情動に深く立ち入るのは興味深い。一方で AI の可能性も、.nethack をオマージュしたアニメにあるような怖さを孕んだ感じに仕上がっている。ちりばめた伏線もなかなかにいいものだけど、ちょっとばかり底が浅いのが難点かな。
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おまえは、なんのために生きているんでしょうか? 年々原因不明の自殺者が増える世界で、人々が死に飛び込む理由を突き止めて、死なせないために闘う、という内容のはずだけど悲壮感はない。 とてもシステマチック。 なんだかよくわからん内に結末に行き着いてしまったという印象。
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前半はやや冗長ながらも、子どもから大人までの成長、知能の発達が一人称視点で描かれていて面白いです。この辺りが好きって思った人はダニエル・キイスの『アルジャーノンに花束を』がオススメ。 世界的に広がる自殺騒動とその裏に隠された意図。かなり最後の方になってから明かされ、決戦!も急なの...
前半はやや冗長ながらも、子どもから大人までの成長、知能の発達が一人称視点で描かれていて面白いです。この辺りが好きって思った人はダニエル・キイスの『アルジャーノンに花束を』がオススメ。 世界的に広がる自殺騒動とその裏に隠された意図。かなり最後の方になってから明かされ、決戦!も急なので(ある人にとっては10年間を費やした計画でしたが、、、)広げた物語のわりには呆気ない終わり。かつ、突然のオールキャストでびっくり。世界設定と主人公の哲学が良かっただけに、ラストが陳腐でしたので残念です。 自殺を取り扱い、人間の存在意義などを取り扱ったものとして、伊藤計劃さんによる『ハーモニー』もオススメです。アニメ映画も綺麗ですよ。
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