商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/09/28 |
JAN | 9784062177733 |
- 書籍
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白兎(2)
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白兎(2)
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商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
心中を持ちかけられるも、怖気づいた男に仮死状態のまま地中に埋められた『優枝』だったが、白兎と名乗る少年に助け出される。しきりに男への復讐をそそのかす白兎だったが、自分を捨てて家を出た母親が死の床についていると知り、共に故郷へ向う。 今回も暗い話だったけど、期待が持てるラストに救...
心中を持ちかけられるも、怖気づいた男に仮死状態のまま地中に埋められた『優枝』だったが、白兎と名乗る少年に助け出される。しきりに男への復讐をそそのかす白兎だったが、自分を捨てて家を出た母親が死の床についていると知り、共に故郷へ向う。 今回も暗い話だったけど、期待が持てるラストに救われた。 彼のことはまだよくわからない事の方が多いけど、彼もそれが哀しいのでしょうか?
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あさのあつこさんが好きで 「白兎シリーズ4」が同時発売ということで読んでみた さまよっている魂 手をひいてくれる人と魂を結び付ける 誰が生者で 誰が死者なのが とても不思議なお話 その中の2「地に埋もれて」 内容データベースより 心中を約束しながら土壇場で怖気づいた男によって、ひとり仮死状態のまま地中に埋められた城台優枝。地面を掘り起こして救い出してくれた、白兎と名乗る見ず知らずの少年は、優枝に復讐をそそのかす。しかし自分を捨てて逃げた男への憎しみよりも、生きることへの倦怠に支配されていた優枝は、死に直したいと、白兎と連れ立って故郷へと旅立つ。 ~*~*~ まったく予備知識がないまま 読んで 途中で性被害ノンフィクションを 読んでいるような気持ちになった 大衆が 事件の真相を知らない善意ある(と思っている)人が 報道によって 悪意に変わる瞬間 被害者が加害者となり 逃げ場を失う・・・怖かった 「相手を破滅させたいと望むほど、憎むんです」 失ったコトがある人には それすらむずかしい 憎めるというのは「生きている」ということかもしれない 生きているのか死んでいるのか分からない現実感の中では 死んでも 死んだことを信じられない、というコトで ものがたりの中で いろんな人が出てくる 時空を超えて結びつく「死」 優しい許し・・・なぞ 残酷だ なんか 考えさせられた 私は好きなお話でした 迷った時やキツイな、と感じた時にまた読みなおしたいお話
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白兎(はくと)シリーズ第2弾。「白兎」という名前の少年と出会ったとある女の再生の物語。やはり難解な漢字が気になります。「躑躅」なんて「ツツジ」でよかろうもん。
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