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即戦力になるためのPHPシステム開発の教科書
3,520円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 技術評論社 |
発売年月日 | 2012/09/27 |
JAN | 9784774152561 |
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即戦力になるためのPHPシステム開発の教科書
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
CSVのインポート・エクスポート、Ajax連携あたりは参考になりました。cakephp関連の書籍の中では一番自分にあっていたかも。
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顧客管理機能のあるWebアプリケーションを作成するチュートリアル的内容になっている。著者はマッキーソフト、監修は鶴田展之となっている。調べてみると鶴田さんはQnoteの代表となっている。以前読んだスーパーサンプルリッチクライアント編で共著だった繁田卓二さんがQnoteの所属だっ...
顧客管理機能のあるWebアプリケーションを作成するチュートリアル的内容になっている。著者はマッキーソフト、監修は鶴田展之となっている。調べてみると鶴田さんはQnoteの代表となっている。以前読んだスーパーサンプルリッチクライアント編で共著だった繁田卓二さんがQnoteの所属だったと記憶している。マッキーソフトはシステム開発から出版まで扱う会社のようだ。スーパーサンプル活用編の第3版も書いているみたいだ。 チュートリアル的な内容のプログラム本は多いが他書との違いは、実際の制作現場で行うプロセスを理解できるよう、フローに沿った構成がとってある点だろう。要件定義から開発手法の説明、製作、ドキュメンテーションやテストまでをカバーしている。ウェブアプリケーションは言語にPHPを、データベースにSQLを、フレームワークはCakePHPを使って製作する。まえがきにも書いてあるがPHP、SQL、CakePHPをある程度理解している人を対象に書かれている。 序盤は設計や要件定義、開発手法について書かれている。要件定義で使う多くの文書や開発にまつわる泥臭い話などが掲載されている。外部設計についても書かれていた。データの入出力に関する設計で、実際にどういったデータが必要なのかを割り出していく作業のようだ。この作業は必要なデータを洗い出すだけではなく、データベースのテーブル同士の関連も明確にしなければならない。この設計の良し悪しで後々の機能追加や修正が困難になるため、プロジェクトでは設計が重要になるようだ。初めて知る知識なので大変参考になった。 Webアプリケーションの製作はCakePHPで行われる。一般的なPHPの書籍では掲示板やミニブログをチュートリアル形式で作成し、入出力の基礎を学ぶものが多い。この書籍ではタイトルにもあるように顧客管理システムを製作していく入出力の学習より一歩進んだ内容となっている。上述したようにある程度の知識を有している人を対象としている書籍のため、CakePHPの説明が広く浅い内容になっている。なので詳しく仕様を知りたい人は各種の入門書を読む必要がでてくるだろう。 顧客管理システム製作の終盤は外部APIとの連携を構築していくという内容だ。外部APIはFacebook、Twitter、グーグルマップという大手サイトが提供するサービスを利用している。ここは説明も少なく、コードを写経すると動きますという程度の内容になっている。コンポーネントの説明やAuth認証の仕組みについて詳しく知りたい人は徹底構築を読んだ方がいいだろう。 書籍の終盤ではドキュメンテーションやテストについて説明してある。顧客に渡す文書作成を支援してくれるいくつかのツールや、テストに使うツールの紹介が簡単にしてあった。テストに使うツールはPHPunitとSimpleTestが紹介されている。ここも簡単な説明しかされていないので、別に書籍を読む必要があると感じた。 これまで開発手法に関して書いてある本を読んだことがなかった。個人的に会計システムの構築を学びたいと考えていたので、正直肩透かしをくらった感がある。しかしページ遷移やデータの連結、開発手法や設計など、勉強になった説明が多くあった。
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