商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2012/09/29 |
JAN | 9784101330563 |
- 書籍
- 文庫
宮本武蔵(上)
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宮本武蔵(上)
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商品レビュー
3.3
6件のお客様レビュー
宮本武蔵といえば吉川英治だよなと思いつつ手に取った。著者は歴史小説の大家のようで、初めて読むのだが、色々解説が散りばめられていて大家の雰囲気を漂わせている。中年のならず者感漂う武蔵像と、細川家の切支丹対策の事情とが折り重なって描かれており、なかなか読み応えがあった。上巻で佐々木小...
宮本武蔵といえば吉川英治だよなと思いつつ手に取った。著者は歴史小説の大家のようで、初めて読むのだが、色々解説が散りばめられていて大家の雰囲気を漂わせている。中年のならず者感漂う武蔵像と、細川家の切支丹対策の事情とが折り重なって描かれており、なかなか読み応えがあった。上巻で佐々木小次郎を破り細川家を脱して京都に戻ってしまうのだが、下巻は何を描くんだろうか。食指が動かない。
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1 宮本武蔵の人生ってどんなものか知らないなぁ。 2 バガボンドの宮本武蔵が面白かったなぁ。 上記の理由から読むことにした。 宮本武蔵といえば佐々木小次郎との巌流島での戦いが有名でむしろ他の時に何をしたのかあまり知らない人だと思う。 漫画「バガボンド」を読んだことのある人なら...
1 宮本武蔵の人生ってどんなものか知らないなぁ。 2 バガボンドの宮本武蔵が面白かったなぁ。 上記の理由から読むことにした。 宮本武蔵といえば佐々木小次郎との巌流島での戦いが有名でむしろ他の時に何をしたのかあまり知らない人だと思う。 漫画「バガボンド」を読んだことのある人なら感じると思うが、この漫画の宮本武蔵はとてもかっこよく、その、イメージで読み始めた。 ただこの本は巌流島の戦いは前半で終わる。 宮本武蔵の話としては、巌流島の戦いは分厚く書かれる部分だと思っていた私としては、あっけなく終わるこの戦いの内容にちょっと驚いた。 ただそこは加藤廣の小説。 この本の核は宮本武蔵が苦しみながら生きていた理由は何か。なかなか上手くいかない宮本武蔵の人生に焦点が当ててあった。 現在まで名を残した宮本武蔵。 かっこいい人生を送ったのか。と思っていたら、そうでなく、悩みの連続だった人生だった。 歴史に名を残した人でも普通の人並みに悩んでいたことが分かる本だった。 最後に、とがっていた宮本武蔵が他の人から学ぶ(真似ぶ)ことによって変わっていく様はとても勉強になった。
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早々に小次郎との試合。これまでの宮本武蔵の小説とは趣が異なる。小次郎がキリシタン故仕官先から狙われたというのも目新しい。2017.2.19
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