がん-命を託せる名医 熱い志で奮闘する医療現場の精鋭たち その技と素顔

家庭画報【編】

• 販売会社／発売会社: 世界文化社
• 発売年月日: 2012/09/22
• JAN: 9784418124206

商品レビュー

2012/11/21

『がん――命を託せる名医』のまえがきより

がんは切れば終わりという病気ではありません。病気にかかったその日から、人生のありとあらゆることと向き合うことになる病気です。気の遠くなるような思いをすることも多いことでしょう。ゆえに、どの医師に診てもらうかは大きな選択のひとつとなります。

日本全国のがん治療を現場でリードする名医214人を『家庭画報』が全力取材。腕と人間性で選んだ名医リストには、プロフィールだけでなく、なぜ医者になったのか、なぜその病気と取り組むようになったのかも紐解いています。

今回は名医の生き様に触れた編集部より、本書「まえがき」に溢れ出るその思いをお届けします。

　＊　＊　＊

がんは切れば治る、切れば終わりだと思っていませんか？　

がんの治療・手術を受けて完治したとみなされるには5年から、長くて10年を待たなければなりません。転移していないか、再発していないか、新たに出現していないか、注意深く、そして心を強く持って立ち向かわなければならない病気なのです。

不安や悲しみに心揺れるときもあるであろう、がんと戦う日々――。

自分が、家族が、大切な人ががんになったとき、かかりたいと思うのはどんな医師ですか？　優れた治療技術と深い知識を持ちながら、決して傲慢でなく、向上心とチャレンジ精神を心に秘め、寝る時間も惜しんで努力する。病気だけを診るのではなく、患者の心にも目を向ける。

この本に登場するのは、そんな熱い志で伴走してくれる“日本のトップドクター”たち。日本のがん医療最前線で日々奮闘する、214名のがん名医をご紹介します。

一流の技術を持ちつつ、患者に寄り添い、励まし、真摯に伴走してくれる医師と出会えるか否かは、その後の人生を大きく左右するはずです。

～『がん――命を託せる名医』家庭画報 （編）より