督促OL 修行日記 コミックエッセイ

榎本まみ【著】

• 内容紹介: 本書は、借金を返さない人に督促の電話をかける部署にいきなり配属された著者の奮闘記。1時間60本ノルマの入金要請の電話をしなければならず、電話をかければ、お客さまからの罵声、怒声、脅しのオンパレード、、、仕事を熱心にすればするほど、人から嫌われる仕事に心が折れそうになる超ストレスフルな日々の中で、自分なりの得意分野を探しだし、モチベーションを維持する方法を見つけ、仕事に誇りを見出していくまでの、新人時代をエッセイとマンガ。
• 販売会社／発売会社: 文藝春秋
• 発売年月日: 2012/09/22
• JAN: 9784163756509

商品レビュー

2024/08/22

いやー、このような職場では確実にメンタル病むわあ…というか、まず借りたお金は返そうよ、なんで督促にキレてるんだろ…。なかなか壮絶なお仕事日記でございました。

2024/02/25

2012年に発売された本。かなり厳しいお仕事だが、当時よりも前には、もっと壮絶だったらしい。

新卒で信販会社に入社して、キャッシングの支払延滞顧客への督促を行うコールセンターに配属された著者。しばらくは回収率も電話の回数も低く、成績が振るわず。毎月誰かが辞めていく職場、多くは心が折れたり壊れたり、それでも立ち向かう方法を研究しよう、と頑張ることが素晴らしい。そして、仕事のスキルだけでなく、コミュニケーションのコツなどをプライベートにも活かし、成長していく。

これでもマイルドに、時にユーモアを交えて進むので、読みやすい。悪口や罵詈雑言をノートに記録して、溜まったらご褒美とか、客観的に眺めることで深刻さを和らげるのは高等テクニックでは。中には、罵られることが好きな性格の方も居るらしいが。

2023/06/18

大変なお仕事、、
でも楽しく読めた。
こういう、自分の経験を周りの人の幸せのために使いたいっていう方が世界でたくさんになればいい。

あとがきにちょっとウルっときてしまった。