商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2012/09/07 |
JAN | 9784120044205 |
- 書籍
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ドビュッシーとの散歩
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ドビュッシーとの散歩
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
年をとると生きるのに必要になる音楽の量はどんどん減り,家に居場所のない私は全く音楽を聞かない日がある. ここ1ヶ月ほど聞くのはドビュッシーのヴァイオリンソナタとチェロソナタばかりだった. 耳と頭がすっかりドビュッシーに染まったところでこの一冊.主にピアノ曲を取り上げその周辺の音楽...
年をとると生きるのに必要になる音楽の量はどんどん減り,家に居場所のない私は全く音楽を聞かない日がある. ここ1ヶ月ほど聞くのはドビュッシーのヴァイオリンソナタとチェロソナタばかりだった. 耳と頭がすっかりドビュッシーに染まったところでこの一冊.主にピアノ曲を取り上げその周辺の音楽,文学などを紹介したエッセイ.いつもながらピアニストらしい具体的な曲の描写が新鮮で面白かった. いくつかの曲を聴き直し,良さを再確認した.
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ピアニストの青柳いづみこさんが,ドビュッシーの曲について書かれたエッセイ。 個人的に,ドビュッシーと言えば管弦楽曲の「『牧神の午後』への前奏曲」が好きです。 個人的にピアノ曲は(も?)不勉強ですが,「月の光」「喜びの島」あたりは好きです。 オイラが知らない曲もたくさん...
ピアニストの青柳いづみこさんが,ドビュッシーの曲について書かれたエッセイ。 個人的に,ドビュッシーと言えば管弦楽曲の「『牧神の午後』への前奏曲」が好きです。 個人的にピアノ曲は(も?)不勉強ですが,「月の光」「喜びの島」あたりは好きです。 オイラが知らない曲もたくさん(むしろ知っている曲の方が少数)ありましたが,ピアニストとして,技術的なこととか,その時代のドビュッシーの状況とか,様々な方面から曲について書かれていました。 東洋的なペンタトニック(五音音階)や,全音音階など,ドビュッシーの音楽は調性を曖昧にさせている物が多いというのははじめて知りました。 また,曲の解釈もとても面白かったです。 文章だけでは分からなくなったので,たまたまあった,ワルター・ギーゼキングのアルバムを聴きながら読みすすめると,おおっ,そういうことかーというところがたくさんありました。 自分の手元にない曲も,著書中にはたくさん紹介されていたので,ぜひとも紹介されている曲を聴きながら,もう一度読みたいです。
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筆者の表現力によって、未聴の曲も頭の中にありありと浮かび上がってくるようです。 曲にまつわるエピソードも豊富で、さまざまな知識がついてしまいます。 二回目に読むときはこの本を片手に、実際に曲を流しながら読むことにします。
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