商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東宣出版 |
発売年月日 | 2012/08/01 |
JAN | 9784885880773 |
- 書籍
- 新書
スフィンクスか、ロボットか
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スフィンクスか、ロボットか
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哲学のような、SFのような、童話のような、不思議な物語。 自分が疲れていたことに気がつくような。硬く凝ってしまった気持ちがほどけていくような。 子どもたちは、ゆっくりと大人になるといいね! 「スフィンクスか、ロボットか」 お父さんも娘、そのまわりの人たち。 地球の中心に...
哲学のような、SFのような、童話のような、不思議な物語。 自分が疲れていたことに気がつくような。硬く凝ってしまった気持ちがほどけていくような。 子どもたちは、ゆっくりと大人になるといいね! 「スフィンクスか、ロボットか」 お父さんも娘、そのまわりの人たち。 地球の中心には無限があって、私たちは引力でなくて遠心力のおかげで地面にたっている。 ←なんて、愉快なんだろう! 「正しく」ある必要なんて無い気がしてきた。 スレヴィの目は切ない。 「太陽の子どもたち」 1週間お花を届けるバイトをする女の子。 香りは花の魂。 美しさをつなげていくために美は欠かせない。でも、美しさの中には一滴の毒。 ソテツの見る夢 色は花を通して地上に現れる。 体はだれもがいつか出ていく箱。 春こそ、一番の手品師。 「明かりのもとで」 ルスは色んなことを考える。 墓地で人が亡くなる理由を、ベッラの占いについて、神さまの文字と病気のこと。 小人や妖精が見える小さなパウリのこと。 呼吸は、時の風。 ランプの灯りは部屋に魔法をかける。 人はどこに行くのかしら。
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短編3つ。日常に交じるファンタジー。 子どもの想像力って凄い。 こんな世界が自分にも見えていた時期があった。 もう共感出来なくなった自分に気づいて哀しくなる。 こういうところが、大人が読む児童書の辛いところだ。 最後の『明かりのもとで』が好き。
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先日読んだケリーリンクが、つま先立ちして塀の上から隣んち覗いてるような息苦しさ、しんどさがあったとしたら、これはダイニングテーブルで一歳位の女の子とままごと遊びしてるような穏やかでほほえましい雰囲気。表紙の感じも可愛らしいが、児童書から哲学書まで手がける人らしい。別に子供に限らず...
先日読んだケリーリンクが、つま先立ちして塀の上から隣んち覗いてるような息苦しさ、しんどさがあったとしたら、これはダイニングテーブルで一歳位の女の子とままごと遊びしてるような穏やかでほほえましい雰囲気。表紙の感じも可愛らしいが、児童書から哲学書まで手がける人らしい。別に子供に限らず「これはこうじゃないとおかしいでしょっ!」と決めつけるよりも「こういうのもありだわな」と頭ゆるゆるで生きていきたい。しかし腹の脂肪はなるべくゆるゆるしないで生きていきたい。
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