「足りないのは勇気だ」迷った時に読みたいリーダーの名言

植西聰【著】

• 販売会社／発売会社: 朝日新聞出版
• 発売年月日: 2012/08/06
• JAN: 9784023311046

商品レビュー

2021/05/04

色々なビジネス本を読んでいると、その先の著者が見えてくる。
いい事を言っているようだが、その著者自身の人生はどうなのか？
同じ時代を生きている以上、その答えは分からない。

「賢者は歴史に学ぶ」と言うように、歴史上の偉人の言葉は、
生き方が偉人と呼ばれるにふさわしい人の言葉なので、
そういった意味では正解と言える。

以下、特に気に入った言葉を抜粋。
■たった1つの仕事で100点を取るよりも、
いくつもの仕事でそれぞれ60点を取るのが、ビジネス。

■お前の道を勧め、人には勝手な事を言わせておけ

■チャレンジ精神に年齢はない。

■今日の自分はこれからの人生の中で一番若い自分。

■労働は、決して無駄になったり骨折り損になったりするような
安っぽいものではない。
正直な労働であれば、彼も腐りもせず、
天が預かってくれる。
天に貸しておけば、決して貸し倒れにならぬ。

■いくら金があっても、まだそれ以上儲けようと思っている者は、貧乏だと言っていい。
「もう十分だ」と満足している人間が金持ちなのだ。
小欲知足

■トップの役割とは、現実と理想という
どちらもないがしろにしてはならないものの
接点を追及する事だ。

■1個人としていかに優秀でも、他人と仲良く働く事の出来ぬ人は、
一番厄介な人である。

2012/09/16

まず何より元気が出る。
どれも自分が知らないことではなくて、知ってるのに忘れがちなことを思い出させてくれる言葉ばかり。
中には笑っちゃうくらいかっこよすぎるものもあって、すごくおもしろい。

初めて読んでの、一番はこれかな。
「負けるということは滅亡するということとは違う。」
かっこよすぎて笑ってしまった。わたしもよく「うまくいかなくても死にはしない」と思うのの、尖ってる版だと思った。言ったのが、鈴木貫太郎という終戦を決めた首相というのが、重みが違うわーと思って、自分の悩みはどうってことないと思えてきた。