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占領下日本(下) ちくま文庫
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占領下日本(下) ちくま文庫

半藤一利(著者), 竹内修司(著者), 保阪正康(著者), 松本健一(著者)

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占領下日本(下) ちくま文庫

858円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2012/08/10
JAN 9784480429667

占領下日本(下)

¥858

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2025/09/03

かなり面白かった。半藤一利が歴史家でありながら生き証人として、他3名と占領下日本について座談会形式で話す。 ・玉音放送を聞いて気持ちが晴れたという人は極めてマレ。後から言ってるだけで、ほとんどの人は暗かった。 ・「無条件」降伏は言葉に過ぎない。 ・一億総懺悔は、被害国に対してでは...

かなり面白かった。半藤一利が歴史家でありながら生き証人として、他3名と占領下日本について座談会形式で話す。 ・玉音放送を聞いて気持ちが晴れたという人は極めてマレ。後から言ってるだけで、ほとんどの人は暗かった。 ・「無条件」降伏は言葉に過ぎない。 ・一億総懺悔は、被害国に対してではなく、天皇に対するものだった。 ・天皇はマッカーサーをうまくコントロールしていた。 ・天皇にとっては人間宣言よりも5箇条の御誓文が大事だった。 ・敗戦により、日本の文化は大したことないという空気が広まった(俳句第二芸術論)。が、古橋・湯川・黒澤の活躍で自信を取り戻した。 ・憲法9条はマッカーサーの発案かもしれないが、それでも朝鮮戦争に巻き込まれるのを防ぎつつ、警察予備隊(自衛隊)を再編するなど、うまく骨抜きにできた。 ・当用漢字は押し付けではなく、日本が自主的に行ったもの。 ・検閲に協力してきた日本人はあまりわかっていない。 ・8/19には政府により米兵用の慰安施設が作られる。この点を情けないとするか、うまくやったとするか評価が分かれる。その後禁止されて赤線・青線になっていく。 ・アメリカがソ連の介入を防いだおかげで日本が南北で分割されずに済んだ。 ・『きけわだつみのこえ』よりも前に『はるかなる山河に』という学生兵士の手記が出版された。単純に喪に服するというよりは、権利関係や政治的利用により、争いがあるらしい。 ・パル判事は訴因との関係で無罪を言い渡したに過ぎず、帝国主義に乗ったという意味では日本も同罪と言っている。 ・東京裁判では天皇が裁かれなかったために共同謀議という理論構成に難がある。海軍関係者も裁かれず、思想家の大川周明も対象になる、自殺した近衛文麿の代わりに別の者が死刑になるなど、よくわからない人選も多い。戦争を終わらせて精算するためという意味合いが大きい。 ・下山事件等の不可解な事件の真相はGHQによるのか、亜細亜産業によるものなのか、よくわからない。しかし、色々な思惑が関わっているらしい。 ・マッカーサーは強圧的で傲慢で自己演出過剰な鼻持ちならない人物のようで、12才の男の子に民主主義を教えてあげるという態度で臨み、だからこそ日本に受け入れられたらしい(社説の熱烈な書きぶりに苦笑してしまう。)。有名な天皇とのツーショット写真も、マッカーサーはいつも通りのカッコをしてきだだけらしい。結局トルーマンに嫌われて解任されて、1951年9月、7年弱の占領が終わる。

Posted by ブクログ

2018/01/08

時戦後の日本は、時勢に流されるがまま準備不足・議論不足の状態で歩んできたのだと痛感させられる下巻。占領期に発生した議論が、半世紀以上経った今でも尾を引いているとは……。

Posted by ブクログ

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