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「長生き」が地球を滅ぼす 文芸社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文芸社 |
発売年月日 | 2012/08/03 |
JAN | 9784286128238 |
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「長生き」が地球を滅ぼす
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「長生き」が地球を滅ぼす
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商品レビュー
4.1
11件のお客様レビュー
本川先生ご自身でおっしゃってるけれども、やっぱり、名著。生物デザインの2つの基本コンセプト「時間は体重の1/4乗に比例する」「時間はエネルギー消費量に反比例する」をテンポ良く説明。「物理的時間と生物的時間」「3/4乗則」「変温動物・恒温動物と恒環境動物」「絶対時間と代謝時間」等、...
本川先生ご自身でおっしゃってるけれども、やっぱり、名著。生物デザインの2つの基本コンセプト「時間は体重の1/4乗に比例する」「時間はエネルギー消費量に反比例する」をテンポ良く説明。「物理的時間と生物的時間」「3/4乗則」「変温動物・恒温動物と恒環境動物」「絶対時間と代謝時間」等、考えるヒント満載の好著。
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中学生の頃から抱いていた疑問が完全に氷解した。ひとたび抱いた疑問を私が手放すことはない。アインシュタインの相対性理論がわかった気になりながら、時間とエネルギーの相対性に気づかぬところが凡人の悲しいところだ。 http://sessendo.blogspot.jp/2017/07/...
中学生の頃から抱いていた疑問が完全に氷解した。ひとたび抱いた疑問を私が手放すことはない。アインシュタインの相対性理論がわかった気になりながら、時間とエネルギーの相対性に気づかぬところが凡人の悲しいところだ。 http://sessendo.blogspot.jp/2017/07/blog-post_31.html
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ネズミの心臓も、象の心臓も、同じく約15億回鼓動すると動きをやめて死に至る。 そんな話を聞いたことがある。 ネズミの心臓は一分間に600~700回鼓動するのに対し、象の鼓動は1分間に20回程度。 だから、ネズミの寿命と象の寿命は大きく異なる。 でも、それは、ねずみや象とは違った...
ネズミの心臓も、象の心臓も、同じく約15億回鼓動すると動きをやめて死に至る。 そんな話を聞いたことがある。 ネズミの心臓は一分間に600~700回鼓動するのに対し、象の鼓動は1分間に20回程度。 だから、ネズミの寿命と象の寿命は大きく異なる。 でも、それは、ねずみや象とは違った、人間の尺度で計った話。 ネズミは、象より細かく素早く動き回るのに対し、象は動きが緩慢。 その2つの動物を基本にして、彼らの視点から考えると、少し違った考え方もあるかもしれないという問題提起。 生物にとってはそれぞれの尺度があって、それぞれの基準によってに決められた時間を生きている。 人間という別の尺度からみたら、長い短いという比較になるけれど、それは当人たちにとっては家計のないこと。 ねずみはねずみとしての天寿を全うし、象は象としての天寿を全うする。 そして、それは多くの生物にとっても同じこととして観察される。 人間の決めた時間は、彼らにとっては何の意味も持たない。その生物、その生物によって時間の捉え方、尺度は異なっているという、生物学者からの意見。 ドッグイヤーは人間の7倍の速度で進むという。 人間が10分間遊んだと思っても、わんこは1時間以上(人間の尺度で)遊んだという満足感を得ているのかもしれない。そんなお話。 そして、ほぼすべての生物で同じような時間を共有しているのに、地球上でひとつだけ自然とはことなる尺度で物を考える生物がいる。それは、もちろん人間。 そして、人間はその生物としての時間を、他の生物等からのエネルギーを奪うことによって、不自然に引き延ばしているのではないか。 そんな考えから、おそらく編集者が考えた本書の衝撃的な題名。 その内容は、ぜひ本文を読んでみてほしいと思います。
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