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勝手にふるえてろ 文春文庫
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勝手にふるえてろ 文春文庫

綿矢りさ【著】

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勝手にふるえてろ 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2012/08/03
JAN 9784167840013

勝手にふるえてろ

¥660

商品レビュー

3.5

457件のお客様レビュー

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2025/01/26

綿谷りさの初期作品。多分20代のはずなのに才能がドバドバ溢れ落ちいてる、叫喚。 『勝手にふるえていろ』はイチとニの狭間で愛し愛される主人公ヨシカの、オタク気質は思考や行動がユーモラス。結論はぜひ読んでもらうとして、恋愛ってやはりシーソーゲームなんだなー、ミスチルってすごいなーと...

綿谷りさの初期作品。多分20代のはずなのに才能がドバドバ溢れ落ちいてる、叫喚。 『勝手にふるえていろ』はイチとニの狭間で愛し愛される主人公ヨシカの、オタク気質は思考や行動がユーモラス。結論はぜひ読んでもらうとして、恋愛ってやはりシーソーゲームなんだなー、ミスチルってすごいなーと。 綿谷節という、ワードセンスが秀逸なぼやき芸のような文体がクセになるし、重苦しくない雰囲気を継続させて読み進めやすい。 『仲良くしようか』はいい意味で期待を裏切られたという衝撃が強い。著者自身を反映させている部分があるのではと勘繰れる要素もちらほら。終始物語の掴みどころがなく幻想的な雰囲気で語られるなか、主人公の心中の独白によって世界が形作られていく。純文学テイストをここまで味濃い作品を生み出せるなんて、著者の業の深さに直面した気がして良い経験をした。 クセになる文体を持っている著者は強い。また時を置いて読みたくなるんだろうという余韻がある。またいつか。

Posted by ブクログ

2025/01/11

私は綿矢りささんの書き出しが大好きなのだけれど、本作の書き出しも大変素晴らしく、最初の一文で心を奪われあっという間に惹き込まれた。文字数にして僅か14文字。いくらなんでもスタートダッシュが早すぎる。 魅力的な言い回しなのに何もつっかえることなくスッと目に脳に心に入り込んでくるの...

私は綿矢りささんの書き出しが大好きなのだけれど、本作の書き出しも大変素晴らしく、最初の一文で心を奪われあっという間に惹き込まれた。文字数にして僅か14文字。いくらなんでもスタートダッシュが早すぎる。 魅力的な言い回しなのに何もつっかえることなくスッと目に脳に心に入り込んでくるのが凄い。 綿矢さんが綴る文章のなめらかさが心地良く、たまらなく好きだ。

Posted by ブクログ

2025/01/05

好きすぎて再読して映画3回見た 主人公すごい変やけど共感できること多くて読んでて楽しいし、しっくりくる言い回しが沢山

Posted by ブクログ