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商品詳細
内容紹介 | 晨光学院町田高校の英語科教諭・蓮実聖司、32歳。ルックスの良さと爽やかな弁舌、ハスミンとのあだ名で生徒に絶大な人気を誇り、PTAや職員の間でも抜群に評判のいい教師。そんな彼が実は、反社会性人格障害(サイコパス)だった。暴力生徒や問題父兄、淫行教師など、現代の学校が抱える病理に骨まで蝕まれた私立高校で、彼は何を行ったのか。高いIQをもつ殺人鬼は、“モリタート"の旋律とともに犯行を重ねていく。惨劇へのカウントダウンが始まった―― 2010年ミステリー界を震撼させた戦慄のエンターテインメント。 |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2012/08/03 |
JAN | 9784167839017 |
- 書籍
- 文庫
悪の教典(上)
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悪の教典(上)
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3.9
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晨光学院町田高校の英語教師である蓮実聖司は生徒からも人気があり、教職員からも生徒想いの生活指導教師と一目置かれている。しかし、彼の内面は怖しい共感性のない感情のない殺人鬼だった。自分の気に食わないモンスターペアレントや同僚の教師など、身の毛のよだつ手段で殺人に見えないように始末し...
晨光学院町田高校の英語教師である蓮実聖司は生徒からも人気があり、教職員からも生徒想いの生活指導教師と一目置かれている。しかし、彼の内面は怖しい共感性のない感情のない殺人鬼だった。自分の気に食わないモンスターペアレントや同僚の教師など、身の毛のよだつ手段で殺人に見えないように始末していくのが読んでいて怖しい。ミステリーがすごいの2010年1位の作品というが、女子生徒との爛れた関係など教職者と思えない卑劣で許せない輩で、下巻で悪を終わらせるものの登場を願いたい。 2025年1月28日読了
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「この人おかしいぞ..?」っていう展開が続いてサイコ伏線がずっと続いてるおかげで一気に読み終わった.. サイコパスが現在進行形で事を起こしていくのってやっぱり時々読みたくなるなーーーー 寝る前に読むと口直しとしてほんわか日常系が必要になるときあるけど、おもしろかった!
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善人にしか見えない蓮実の本性を、始めは違和感程度から徐々に露呈させていく文章が巧みで、不吉な予感を抱きながらも先を読まずにはいられない緊張感が至高だった。
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