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古典との対話 ちくま学芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2012/07/12 |
JAN | 9784480094698 |
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古典との対話
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この本の中でラ・ロシュフコーの「省察と箴言」について記述があった。 「気前がいいというのは、大概は与える虚栄である。与える物よりも虚栄を選ぶというだけのことである。」 「虚栄が喋らせないと、人はほとんど喋らない。」 「人は一般に、悪意よりも虚栄のために悪口を言う。」 ラ・...
この本の中でラ・ロシュフコーの「省察と箴言」について記述があった。 「気前がいいというのは、大概は与える虚栄である。与える物よりも虚栄を選ぶというだけのことである。」 「虚栄が喋らせないと、人はほとんど喋らない。」 「人は一般に、悪意よりも虚栄のために悪口を言う。」 ラ・ロシュフコーの、人間の虚栄についての箴言。まさに若い頃の私に説教しているかのごとく、胸に刺さる。 「虚栄が喋らせないと、人はほとんど喋らない。」とは、要するに自慢話しかしない人のことを指摘した言葉だろう。確かにいる、こういう人。2,3年前に一緒に仕事をした人がこんなタイプだった。そういえば彼は悪口をたくさん言っていた。次から次へと自慢と悪口が口を衝いて出る。裏では私の悪口も言っていたようだ。 自分に自信がないのでしょうね。そう考えるとなんだか少し悲しくなってくる。だって、自慢と悪口でしか自分を飾れないのだから。 まあ、それにしてもラ・ロシュフコーの人間に対する洞察はあまりにも冷ややかで、ちょっとニヒリズムが過ぎるなあとは思います。
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真の知識を得るための好奇心がなければ人類の進歩はない。 好奇心と目的を誤ると他人のあらさがしになってしまう。 人は次々に新しい問題に直面している。その新しい問題を乗り越えるには、何か特別の新しい知識が必要であるかのように思いこみがちであるが、品源の本質に対してなぜか自ら目を覆って...
真の知識を得るための好奇心がなければ人類の進歩はない。 好奇心と目的を誤ると他人のあらさがしになってしまう。 人は次々に新しい問題に直面している。その新しい問題を乗り越えるには、何か特別の新しい知識が必要であるかのように思いこみがちであるが、品源の本質に対してなぜか自ら目を覆っていることが多い。ただちに役立つ手段を焦って考えようとしてしまって失敗している。
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多くの古典を、著者や当時の時代背景などに触れながら紹介している。 古典から学べる普遍的な事項を現在にどう活かすか、当時と現代の違いを勘案しつつ読むことが大切だと説かれている。
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