商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青志社 |
発売年月日 | 2012/07/13 |
JAN | 9784905042525 |
- 書籍
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生きてやろうじゃないの!
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生きてやろうじゃないの!
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商品レビュー
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被災前に夫をなくした順子さん。 始めは酒が大好きな夫に 子供たちを守れなかった自分を悔やんでると書いてあったから、夫のことは好きではないのか? と思ってたけど、 50年連れ添った人達の絆は好き、嫌いで表せられないと感じる。 夫の寂しがり屋な部分が横暴にさせていたと書かれてあった。...
被災前に夫をなくした順子さん。 始めは酒が大好きな夫に 子供たちを守れなかった自分を悔やんでると書いてあったから、夫のことは好きではないのか? と思ってたけど、 50年連れ添った人達の絆は好き、嫌いで表せられないと感じる。 夫の寂しがり屋な部分が横暴にさせていたと書かれてあった。 人の一面を見るだけじゃなくて色んな側面をみるそしてそれを理解していた順子さんは凄いなと思った。 震災で多くの命や大切なものが失われた時、私は生きていけるだろうか? 憎しみをどこにも向けられない。 こんな辛いことが耐えられるのだろうか。 被災地の復興ボランティアさんとかのお陰もあって救われたと言っていたので、 私もどんどん参加したいと思う。 ボランティア以外にも自分が現状出来ることを考えることは必要だと感じる。 何が出来るのか 息子の忠さんみたいに映像で、とか 方法はあるはずだ。 私が生きていく中で人の幸せを考えられるよう、実行できるよう 生きてやろうじゃないの!!!
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見るとはなしに、つけたままになったTVから 聞こえてきた声。 『あれから・・・しっかり生きてきたんだよ』 何とも味のある話し方に惹かれ画面を見ると、 80歳近い老女が空に向かって、『おーい、雲よ』と呼びかけていた。 著者である福島県相馬市に住む武藤さんは、 長年寄り添ったご主人を...
見るとはなしに、つけたままになったTVから 聞こえてきた声。 『あれから・・・しっかり生きてきたんだよ』 何とも味のある話し方に惹かれ画面を見ると、 80歳近い老女が空に向かって、『おーい、雲よ』と呼びかけていた。 著者である福島県相馬市に住む武藤さんは、 長年寄り添ったご主人を亡くしてまだ日も浅いうちに 今度は3.11で家も失ってしまう。 あまりの仕打ちに、『どうして?』『なぜ』と空に向かって問いかけたその答えを見つけようとするかのように チラシの裏にはギッシリとその日のことが何度も繰り返し書き連ねられていく。 言葉とは、こんなにも素直に思ったままに紡がれていくものだったのか。 何の飾りも自惚れもない79歳の女性の無垢な言葉に 私はハッと息を吞んだのでした。
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あるテレビのディレクターが、被災した福島県の実家の母のすがたを追い続けた記録。「生きてなくちゃならない運命なら 生きなきゃね 生きようじゃない! だけど生きるってことは つらいこともあるよ・・・ 死んだほうが楽だと思うこともあった・・・ でも今、生きる方向に向かうのよ。 生きてや...
あるテレビのディレクターが、被災した福島県の実家の母のすがたを追い続けた記録。「生きてなくちゃならない運命なら 生きなきゃね 生きようじゃない! だけど生きるってことは つらいこともあるよ・・・ 死んだほうが楽だと思うこともあった・・・ でも今、生きる方向に向かうのよ。 生きてやろうじゃないの!」 主人公のおかあさんが こう書き綴った背景が、おかあさん自分自身の日記、息子(ディレクター)の日記を通して読み手に伝わってきた。
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