禁断の花嫁 兄妹愛獄 ティアラ文庫

ゆきの飛鷹【著】

• 販売会社／発売会社: プランタン出版/フランス書院
• 発売年月日: 2012/07/05
• JAN: 9784829666159

商品レビュー

2013/09/11

【あらすじ】
実の兄妹が周りを不幸にしながらいちゃいちゃしてる話。

【ネタバレ感想】
前編があるそうで。
前作を読んでなくても、作者さんの言うとおり確かに読めます。読めはするのですが、キャラクターを理解することはできません。
なので、オチに二人一緒に死亡ーも、すんなり受け入れられました。そりゃあなぁ。あんだけいろいろやらかしてれば、もうオチで死ぬしかないよね、っていう。
もう少し二人がはっちゃけていたら、死オチじゃなくてもよかったんじゃんよおおおという感想も抱けると思うのですが、なんやかんやっと人間的な（ように見えた）二人なかんじでしたので、死オチでオッケーって感じです。むしろ死ななかったらおいおいって思うトコロ。

にしても、狂ったフリとかなんだとかいうセリフも出てましたが、十二分に、妹さんは狂ってると思います。

末永くお幸せに！

2012/12/24

前作の「禁断の花嫁　兄王に愛されて」の続編です。正直、前作のような近親相姦ものはちょっと・・・だったんですけど、続きがあると読んでみたくなって、買ってみましたが、やっぱり、ちょっと・・・って感じでした。

祥紀は、正妃を陥れ正妃の国ごと滅ぼし、淑雪を正妃にするのかと思ったら、何故かまた隣国に嫁がせたりと、ちょっとよく分からないところがありましたし、淑雪も正妃を陰謀に陥れた沙護亜を窒息死させちゃうし、隣国の律明に嫁いで律明が死亡したあと、気が触れていたのかと思ったら、それが演技だったり、ほんと祥紀も淑雪も自分のことしか考えていない、どうしようもない兄妹だなと。

特に淑雪の性格がいただけません。完全に淫乱公主様です。律明がかなりいい人だったので、律明が亡くなってから、ラストシーンにかけては、かなり読みづらかったです。バッドエンドですけど、この話がハッピーエンドっていうのも考えづらいかなぁ。絵が好みなだけに残念。

やっぱり、ハッピーエンドで終わる、ベタベタ甘い話の方が好きですね。