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それは私と少女は言った KCx(ITAN)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/07/06 |
JAN | 9784063805796 |
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それは私と少女は言った
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商品レビュー
3.9
21件のお客様レビュー
奇跡のような美少女、鳥子は何故自ら死んだのか。その瞬間に居合わせた五人の少女。 敵視した子、憧れた子、真似をした子、比べた子、崇拝した子。 少女たちのどろどろとした心中が丁寧に描かれていました。 桜庭一樹さんの書く少女が好きな方は、好きな作品になると思います。
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完璧な美少女・駒沢鳥子の衝撃的な自殺から数年。 高校生となった目撃者の少女達それぞれの視点から語られる鳥子像とは…… 透明感あふれる繊細で可愛らしい絵柄、お人形さんのようにふわふわで瞳の大きな女の子。 なのに毒がある。歪んでる。壊れてる。もはや過去となった鳥子の死が少女達の心に...
完璧な美少女・駒沢鳥子の衝撃的な自殺から数年。 高校生となった目撃者の少女達それぞれの視点から語られる鳥子像とは…… 透明感あふれる繊細で可愛らしい絵柄、お人形さんのようにふわふわで瞳の大きな女の子。 なのに毒がある。歪んでる。壊れてる。もはや過去となった鳥子の死が少女達の心に影を落としている。 嫉妬、欲望、憧憬……タカハシマコは痛々しいまでに多感な思春期の少女を描かせると本当にうまく、リリカルなモノローグに託して語られる彼女らのドロドロとした胸の裡には時として戦慄を禁じ得ない。 鳥子とはいったい何だったのか? 永遠の少女を求める人々によって捏造された幻想、偶像に押し上げられた虚像に過ぎないのか? 美しく賢く完璧な少女。 その前提自体がこうあってほしいという語り手の願望でしかなかった可能性もあるから怖い。 「誰が駒鳥殺したの?」の歌詞を知る読者には犯人がすぐわかってしまうが、この話でそれは重要視されてない。重要視されるのはWhyー『何故』ーの部分、語り手となった少女達全員があの時あの場所で鳥子の死を望んだ理由だ。 鳥子の内面を一切描写せず、そのミステリアスさを否応なく高めておいてから最終話で一つの結末に落とし込むのだが、タカハシマコは決して少女を美しいだけのお人形にしておかず、聖性を剥ぎ取って俗に引きずり落とすのだ。 鳥子もまたどこにでもいるただ一人の少女だったのだ。
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小学生の時に死んでしまった奇跡のような少女が、同級生に及ぼした影響みたいな、そんな話 マザーグースの誰がコマドリを殺したの?が題材
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