商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/07/09 |
JAN | 9784063846997 |
- コミック
- 講談社
どうぶつの国(9)
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どうぶつの国(9)
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商品レビュー
4.1
7件のお客様レビュー
タロウザの夢が実現するとき、ライオンたちに訪れる悲劇を予想したカプリは、彼とたもとを分かち、バベルの塔へと向かうタロウザを阻止しようとします。しかしタロウザと彼にしたがうことをえらんだ動物たちは、自分たちに敵対するライオンを殺さずに、前へ進もうとします。一方ギラーのもとに連れ去ら...
タロウザの夢が実現するとき、ライオンたちに訪れる悲劇を予想したカプリは、彼とたもとを分かち、バベルの塔へと向かうタロウザを阻止しようとします。しかしタロウザと彼にしたがうことをえらんだ動物たちは、自分たちに敵対するライオンを殺さずに、前へ進もうとします。一方ギラーのもとに連れ去られたリエムは、バベルの塔の内部で、人間たちに起こった出来事がなんであったのかを知ることになります。 バベルの塔へと侵攻したタロウザたちは往く手をはばむキメラに戦いをいどみます。強大なキメラに、カバのキャサリンはみずからの命を懸けて道を開き、タロウザは彼女の想いを受けて前へ進んでいくことになります。 ほぼ物語の世界観の全貌が明かされることになりましたが、ライオンの群れに立ちはだかるシカが登場するなど、これからまだもうすこし展開がありそうです。
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これはやばい。電車の中で読んでいて泣いてしまった。なんなんだこの物語全体の重みは。まさに一切の手抜きがない。 ここまでの作品とは思っていなかった。パッと見のイメージで敬遠されてしまうような気がするけど、だとしたら本当にもったいない。
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作者の前作「金色のガッシュ!!」は「戦いを通して少年が指導者へ成長してゆく過程」を描いた物語だったが、今作は第2章に突入し「指導者となった少年が、リーダーとしてどのように成長してゆくか」を描く「ガッシュ!!」の次のステップの物語となっている。 とは言っても少年漫画で「リーダー像...
作者の前作「金色のガッシュ!!」は「戦いを通して少年が指導者へ成長してゆく過程」を描いた物語だったが、今作は第2章に突入し「指導者となった少年が、リーダーとしてどのように成長してゆくか」を描く「ガッシュ!!」の次のステップの物語となっている。 とは言っても少年漫画で「リーダー像」を描くのは難しく「NARUTO」「ONE PIECE」的な「自分が戦うリーダー」では個人の戦力が全ての問題を解決してしまうし、「自ら戦わないリーダー」では少年漫画的描写のダイナミズムに欠けてしまう。 今作では軍団の指揮をボディアクションで行い、仲間が傷つくとそのダメージが主人公にも反映すると言う「ルール」を設定する事により「軍団の指揮」と「描写のダイナミズム」を両立させている、これは少年漫画における新しい「発見」だと思う。 物語に関しても「仲間と力を合わせれば不可能を可能にできる」と言う「少年漫画的ロマン主義」から「生き延びる為には時には犠牲も必要」という、より厳しいメッセージへと進化している。 「世界を変える為なら悪魔にでもなる」と誓った主人公タロウザが、今後どのように成長してゆくのか、続きがとても気になる作品だ。
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