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ただのノートが100万冊売れた理由 話題の文具を連発できるキングジムの“ヒット脳"
1,430円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2012/06/01 |
JAN | 9784198634094 |
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ただのノートが100万冊売れた理由
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ただのノートが100万冊売れた理由
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商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
キングジムの製品がどうしてヒットするのかを探る。お客様が、その商品にグッとくるかどうかが決め手。ショットノート、ポメラ、マメモ、こはる、トフィー、レコロ、テプラと名前からしてユニークな商品が多い。
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近年のキングジムの商品の素晴らしさときたら、 どれも「あるようでなかった」または「あったけど手に取らなかった」 商品を「欲しい!!」と思わせてくれる商品が多い。 その一つがポメラだった。 だが、ポメラはあまりにも機能がシンプルすぎるのと用途が自分に さほどマッチしなかったため、...
近年のキングジムの商品の素晴らしさときたら、 どれも「あるようでなかった」または「あったけど手に取らなかった」 商品を「欲しい!!」と思わせてくれる商品が多い。 その一つがポメラだった。 だが、ポメラはあまりにも機能がシンプルすぎるのと用途が自分に さほどマッチしなかったため、手放した。 しかし、去年発売された最上位機種、DM100は欲しい。 前回少し不満だった点がことごとく解消されている「ポメラ完全体」である。 ポメラといえば、開発会議のプレゼンで役員10人のうち1人しか、GOサインがでなかった、 という逸話がある。 ただ、その1人は是が非でもこれを開発して使用したい、と熱意をもって伝えられたという。 そのことから「10人に1人でもガッチリ心を掴むことができたらビジネスになる」という キングジムのビジネスの考え方となった。 今回は、そのポメラをつくった会社がどのような風土でどんな社員がいるのか、 非常に興味を持った。 また、そこに目をつけ書籍化した美埼氏にも拍手を送りたい。 【ココメモポイント】 ・業界の常識をなるべく排除し、使い勝手を優先して商品を設計した ・ペンやノートを使うように、自然にポメラを使っている ・思い入れが生まれて開発が楽しくなり、商品自体にも作り手の魂が宿る P.53 ・失言などのリスクを恐れず、成果の発表まで開発者自身に任せる、という社風が人を育てる P.55 ・例えアイデアがあっても、それを具現する実行力がなければ商品は生まれない P.141 ・できるだけ早く市場に出してユーザーの反応を見るほうが、手っ取り早い上に精度も高い P.181 ・マーケティングの代わりに重要視しているのが、商品を細部まで作りこむこと ・三振してもいいから思い切り振れ。ハーフスイングはするな。 P.189
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キングジムのノートが100万冊売れたんだぁ、へぇ〜。 最初はこれくらいの関心しかなかったけれど、読み終わった今は、キングジムという会社の面白さに正直驚いている。 タイトルにもなっている100万冊売れたノート(「SHOT NOTE」というらしい)のことを、 そもそも知らなかった。...
キングジムのノートが100万冊売れたんだぁ、へぇ〜。 最初はこれくらいの関心しかなかったけれど、読み終わった今は、キングジムという会社の面白さに正直驚いている。 タイトルにもなっている100万冊売れたノート(「SHOT NOTE」というらしい)のことを、 そもそも知らなかった。 この本で紹介されている8つのヒット商品のうち存在を知っていた商品は4つ。ちょうど半分。 使ったことがある商品は2つ。 これは少ないような気がするけれど、キングジムは「万人を対象にした商品ではなく、特定のユーザーから熱烈に支持される商品」を狙っているのだそう。 機能を絞り込んで他の商品の隙間をつくような商品を作る。 だから興味を持たない人も少なくない。 テプラとか昔から家にはあったけれど、私はずっと魅力を感じなかった。 テプラは社内で共有するファイルのラベルを印刷するというニーズに的を絞っていたのだから、自分の持ち物にポイントをつけたいなんて学生のニーズには応えてくれなくて当然だったのだ。 狙いが明確なものづくりの姿勢と、開発者を支援する会社の体制がヒット商品を連発する秘密とのこと。 開発当時の話を読んでいると、現場の楽しさが伝わってくる。 キングジムってこんな会社なんだと驚くと同時に、次はどんなものを作るんだろう?と楽しみになった。
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