商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2012/05/30 |
JAN | 9784163814001 |
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商品レビュー
2.5
12件のお客様レビュー
大学時代に学生運動の幹部であった鹿野は、いまや招かれて母校の目玉教授である。しかし久しぶりに母校に戻った訳は、当時機動隊との衝突によって高校生が死亡した事件の真相を探る為でもあった。そこで再開したかつての同志達や自分の教え子らはそれぞれの人生を歩んでおり、昔の事件をほじくり返す鹿...
大学時代に学生運動の幹部であった鹿野は、いまや招かれて母校の目玉教授である。しかし久しぶりに母校に戻った訳は、当時機動隊との衝突によって高校生が死亡した事件の真相を探る為でもあった。そこで再開したかつての同志達や自分の教え子らはそれぞれの人生を歩んでおり、昔の事件をほじくり返す鹿野に批判的である。だが、真相に迫るうちにとんでもない事実が浮かび上がってくる・・・。ただラストはやや尻切れトンボだ。また調査した当事者や関係者達が異常なまでに鹿野の目的に非協力であるのだが、てっきりそこに何か隠された真実があるものと思っていたのだが、最後まで読んで、それは思い過ごしであると知りガッカリさせられた。話の展開は面白い為、残念だった。それにしても現代の青年達に、当時の熱意があれば日本も少しは変わるのにと思わざるを得ない。
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学生運動の活動家であった大学教授の鹿野が学生時代を過ごした麗山に戻ってくる。自らも関わった学生と機動隊の衝突事件の「麗山事件」の真実を知るために…。 題材としては興味深いものだったが、重たい雰囲気が続くだけでストーリーに惹かれるものがなく、ラストも拍子抜け。イマイチという印象が残...
学生運動の活動家であった大学教授の鹿野が学生時代を過ごした麗山に戻ってくる。自らも関わった学生と機動隊の衝突事件の「麗山事件」の真実を知るために…。 題材としては興味深いものだったが、重たい雰囲気が続くだけでストーリーに惹かれるものがなく、ラストも拍子抜け。イマイチという印象が残った。
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#読了。大学時代学生運動に身を投じた鹿野は、東京の大学を定年後、研究所の所長として母校へと戻ってくる。彼の目的は、自身も参加していた学生運動の最中、機動隊との衝突により死んでしまった高校生の死の真相。今一つ話しにまとまりが感じられず残念。
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