ぼくが正観さんから教わったこと 愛弟子が見たその素顔と教え

高島亮【著】

• 販売会社／発売会社: 風雲舎
• 発売年月日: 2012/05/26
• JAN: 9784938939687

商品レビュー

2017/02/14

・運命とは「運ばれてくるもの」。人生は、人との出会いによって組み立てられている。誰の人生も、さまざまな人との出会いによって組み立てられ、人とのご縁の中で展開し、運ばれていくもの。誰と縁を結ぶか、誰と過ごすかによって、人生自体がまったく違ったものになるといっても過言ではない。

・幸も不幸も存在しない。そう思う心があるたけ。幸も不幸もはじめから決まった現象としてあるわけではなく、それをどう受け取るかによって決まってくる。すべて物事の構造はそうなっている。

・幸運の女神は自分のあとをおいかけてくる。でも、不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句があると追いかけてこられない。これらをいうことはまきびしを撒き散らすことと同じ。まきびしのトゲが痛くて女神があとを追いかけて来られないから、幸運もやって来なくなる。だから、幸せになりたけれはわ、まきびしをまかない生き方をすること。

・目の前の現象を「うれしい」「たのしい」「しあわせ」のう・た・し という見方でとらえる。

・きそわない、くらべない、あらそわない の「き・く・あ」の思想。

・「正しい」世界は自力でがんばる世界、「楽しい」世界は自分以外の力も受け入れながら進む世界。正しさを主張することは、「競う、比べる、争う」ことに通じる楽しさに乗っていくことは「きそわない・くらべない，あらそわない」ことに通じる。「ただしい」と「たのしい」は「だ」と「の」の一字の違いだが、人を動かす力には大きな差がある。

・人生の目的は「他の存在に喜ばれるため」。自分は受け身、喜ぶのは他者。目的が達成されるかどうかは他者次第。つまり、自分以外の力によるということ。もちろん、何かをするためにとか、何かになるためにという人生の目的を追い求めるのもいいが、そこに「喜ばれる存在になるために」という目的を加えることは決してマイナスにはならない。むしろ、人生をいい方向に向かわせるという実用的な価値がある。

・親孝行とは、親に何かをしてあげることではない。親孝行とは、親が自慢できるような生き方を子ども(自分)がすること。親孝行に手遅れはない。親孝行はこれから。

2015/05/24

ふと正観さんの本が読みたいなと思ったのですが、今回は正観さんが書いたものではなく、そのお弟子さんが書いたものを読んでみることにしました。
正観さんのお弟子さんですから、核心の部分は正観さんの本と同じですが、正観さんの周りから見た正観さんという視点の違いがおもしろかったです。
高島さん、ありがとうございました。

2013/08/03

小林正観さんの本を何冊か読んだことがあり、
わかりやすいメッセージが好きでした。
正観さんのお弟子さんということで興味がありました。
正観さんをずっと見ていた著者が、
正観さんの素顔を教えを紹介してくれています。
ますます正観さんのことが好きになり、
そして、わかりやすく、実践しようという気になりました。
人格を磨くきっかけになるオススメの本です。