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小説に書けなかった自伝 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2012/05/29 |
JAN | 9784101122298 |
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小説に書けなかった自伝
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小説に書けなかった自伝
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商品レビュー
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新田次郎(長野県上諏訪新田村の次男坊として生まれたことに由来するペンネ-ム)が、中央気象台(現:気象庁)に就職し、妻子と満州国への赴任、ソ連軍捕虜としてシベリア抑留、艱難辛苦のなかで文筆活動を続け、懸賞小説『強力伝』で直木賞受賞、職場での冷ややかな視線、山岳小説家というレッテルに抵抗しながらも、事実を下敷きに幾多の代表作を紡いだ、新田文学誕生の自伝随筆。『流れる星は生きている』の藤原ていサンによる「わが夫 新田次郎」と『若き数学者のアメリカ』の藤原正彦サンによる「父 新田次郎と私」の寄稿文が、堅実公正の人柄を偲ばせる。
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新田作品は、雑誌で映画の紹介をしていたのを見て「劒岳〜点の記」を手に取ったのが初めてです。それから数冊読んで、この本に至りました。 新田氏の文学の歴史が詰まったような作品であって、氏の人柄が垣間見えるものだと感じます。 処女作からまた作品を読み返してみたら、最初に読んだ時と違う情...
新田作品は、雑誌で映画の紹介をしていたのを見て「劒岳〜点の記」を手に取ったのが初めてです。それから数冊読んで、この本に至りました。 新田氏の文学の歴史が詰まったような作品であって、氏の人柄が垣間見えるものだと感じます。 処女作からまた作品を読み返してみたら、最初に読んだ時と違う情景が浮かぶかもしれません。 特に退職前後の話が印象に残りました。
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・悪い点は誰かが指摘するから、努めて良い点を指摘する方に回る(八木義徳) ・小説屋であったことは職場でもみんな知っていた。役所では言動を慎み、小説のことは噯気にも出さないようにする。仕事も人一倍熱心に勤めた。人の目は厳しい。麻雀で夜更かししての翌日の会議で居眠りは許されても、復業での居眠りは許されない。11時までには寝る。
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