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芸術回帰論 イメージは世界をつなぐ 平凡社新書641
858円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2012/05/21 |
JAN | 9784582856415 |
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芸術回帰論
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芸術回帰論
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商品レビュー
3.4
7件のお客様レビュー
「夜は暗くてはいけないか」 特に電気エネルギーを好き放題に消費している日本の都市生活者の目から見ると、「暗さ」はそのまま「遅れ」や「貧しさ」に結びつけられる。
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写真家である著者が、テクノロジーとアートの接点に注目することで、現代の社会のなかで生じているさまざまな「イメージ」の分解に抗うための視点をいくつか提出している本といってよいのではないかと思います。 スノーの指摘した文系と理系の乖離と、その分断を乗り越えるためのアマチュア性をめぐ...
写真家である著者が、テクノロジーとアートの接点に注目することで、現代の社会のなかで生じているさまざまな「イメージ」の分解に抗うための視点をいくつか提出している本といってよいのではないかと思います。 スノーの指摘した文系と理系の乖離と、その分断を乗り越えるためのアマチュア性をめぐる議論からはじまり、グローバル化と空間性、記憶と時間性、色彩や文字といった、多様なテーマがとりあげられています。いくつもの鋭い洞察が見られることも事実ですが、いずれも解決策を示すことよりも、考えるためのヒントを提出するにとどまっており、試論(エッセイ)という性格の強い著作であるように感じました。 欲をいえば、いずれのテーマについても、もう一歩思索を推し進めてほしかったという気がします。
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何かと何かがつながり、整理され、新たな発見が閃く。不思議な本であった。難しくはない。すいすい読めて、視点が新鮮だった。芸術と哲学の結びつきが感じられた。 ・ユーロのデザインは、世界中どこにもない架空の建造物を顔にしている。 ・日本のマニュアルは写真やイラストの使い方において、と...
何かと何かがつながり、整理され、新たな発見が閃く。不思議な本であった。難しくはない。すいすい読めて、視点が新鮮だった。芸術と哲学の結びつきが感じられた。 ・ユーロのデザインは、世界中どこにもない架空の建造物を顔にしている。 ・日本のマニュアルは写真やイラストの使い方において、とても優秀。 ・近隣の発見。情報社会がいかに変化しようとも、最小にして最大のイベントは「集まり」だということである。 ・ソンタグ:写真が私たちに代わって、道義的、知的な仕事をするわけにはいかない。港:それは違う。 ・面白いことに人間は白黒写真を見て、美しいと感じることが出来る。
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