草野心平 日本語を味わう名詩入門12

萩原昌好【編】, 秦好史郎【画】

• 販売会社／発売会社: あすなろ書房
• 発売年月日: 2012/05/24
• JAN: 9784751526521

商品レビュー

2023/08/19

『お探し物は図書室まで』を読んでから、小説の中に出てきた詩集、草野心平の『げんげと蛙』がずっと読みたい本リストに入っていたのだが…たまたま図書館の児童書コーナーで先にこの本を見つけたので手に取った。
『お探し物は図書館まで』で、父と娘が草野心平のとある詩をそれぞれ違った解釈をしていたり、父が理解するのに色々悩んでいたワケが分かった気がする。この詩集では、全ての詩に丁寧な解説がついていたけど、そうでなかったら情景や語られていることを理解するのは、私にはなかなか難しい気がした。
詩集『げんげと蛙』は、おそらく解説がないのかな？今度読んでみるのが楽しみだ。私、どこまで分かるかな笑

草野心平という詩人を、今まで全然知らなかったのだけど、宮沢賢治の発掘者と聞いてまた興味がそそられた。

2020/08/16

捉えがたいなー。
でもリズムがあって音が面白くて声に出して読みたくなるのが草野心平さんの詩。今はまだそんな理解です。

2020/05/30

カエル大好きな印象ばかりが強いのですが、カエル関連以外にもたくさんの詩を書かれているのですね。
季節感が強い詩が多い印象。
それにしてもカエルです。
中でも蛇に呑まれる様を語る詩はとてつもない。