商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2012/05/23 |
JAN | 9784122056459 |
- 書籍
- 文庫
「酒」と作家たち
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「酒」と作家たち
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商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
図書館で目に留まった本。 いろんな作家さんの酒についてエッセイ集かと思ったら、 「酒」という趣味の雑誌に各界の人々が作家との酒縁を綴ったエッセイからの収録だったw もう廃刊になってしまったけど、佐々木久子という人が孤軍奮闘し、独力で刊行し続けた雑誌らしい。 昭和30年に4月に発...
図書館で目に留まった本。 いろんな作家さんの酒についてエッセイ集かと思ったら、 「酒」という趣味の雑誌に各界の人々が作家との酒縁を綴ったエッセイからの収録だったw もう廃刊になってしまったけど、佐々木久子という人が孤軍奮闘し、独力で刊行し続けた雑誌らしい。 昭和30年に4月に発刊され500号余りを出したとのこと。 坂口三千代の「クラクラ日記」も「酒」に連載されたのをまとめたものとのこと。 文豪の方々も出てきて、なかなか面白かった。 佐々木久子さん、酒の本をいろいろ出されているらしい。 気になるーw
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名だたる文豪の酒エピソード集。 冒頭に漱石と赤酒の話が出てくるが、今でも熊本の人は正月には必ずお屠蘇の酒として赤酒を飲んでいる。 なかなか癖があって大量に飲むのは、少々つらい酒なのだが、京都の料亭では料理酒に使ったり、最近はソーダ割にして飲んだりと、いろいろと使い道はある。 ...
名だたる文豪の酒エピソード集。 冒頭に漱石と赤酒の話が出てくるが、今でも熊本の人は正月には必ずお屠蘇の酒として赤酒を飲んでいる。 なかなか癖があって大量に飲むのは、少々つらい酒なのだが、京都の料亭では料理酒に使ったり、最近はソーダ割にして飲んだりと、いろいろと使い道はある。 川端康成は相当な脚好きだったようだ(文芸オタク界隈ではわりと知られているっぽい)。毎晩ディスコへ女の子の脚を見に行っていたとか。なんか微笑ましい。
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故人とな酒の逸話で偲ぶエッセイが多く、読了はしんみりする。有名作家の意外な一面、昭和の文壇の雰囲気などがわかり面白い。
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