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守友恒探偵小説選 論創ミステリ叢書51
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 論創社 |
発売年月日 | 2012/05/10 |
JAN | 9784846011307 |
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守友恒探偵小説選
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守友恒探偵小説選
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日中戦争勃発によって、江戸川乱歩らの探偵小説が検閲を受け、 自由に執筆できなくなり【※】当局に睨まれないよう スパイものにシフトせざるを得なかった時期にデビューした、 歯科医でもあった守友恒(もりとも・ひさし)の作品集。 新聞記者を務め犯罪に関心を持ち、 探偵に転身した黄木(お...
日中戦争勃発によって、江戸川乱歩らの探偵小説が検閲を受け、 自由に執筆できなくなり【※】当局に睨まれないよう スパイものにシフトせざるを得なかった時期にデビューした、 歯科医でもあった守友恒(もりとも・ひさし)の作品集。 新聞記者を務め犯罪に関心を持ち、 探偵に転身した黄木(おぎ)陽平の飄々とした活躍を、 友人である作家M(としか名前が出てこない)が語る体裁の 短編シリーズが中心の「ゆるふわ」探偵譚。 あれこれ思考が迂回するわりに さほど深刻に悩みもせずに「もにょっ」と解決してしまう展開(笑) 黄木は犯罪学や精神分析などに言及するものの、 法水麟太郎ほどペダンティックじゃないので嫌味がなく、 人当りもよく爽やかな好人物――なので 楽しんで読めたけど、とにかく誤字脱字多し! ……ということで、ちょっと減点しておきます。 【※】 理由・動機はどうあれ日本人が同胞を殺すというストーリー展開が、 けしからんとお咎めを受けたとか。
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