いこう！絶滅どうぶつ園

今泉忠明【文】, 谷川ひろみつ【絵】

• 販売会社／発売会社: 星の環会
• 発売年月日: 2012/04/26
• JAN: 9784892945151

商品レビュー

2015/07/05

9分　解説（あとがき）を入れると11分

絶滅してしまった動物たちが暮らす絶滅どうぶつ園に
絶滅危惧種のパンダが招待されて、それぞれどうして
絶滅したのか話を聞いていきます。

最初のマンモスやサーベルタイガーは自然淘汰、
その後は人間の身勝手な行動による絶滅でした。

最後にパンダが安全な保護区へ誘いますが、もう
後の祭り。
絶滅してしまった動物たちは今更地球へは戻れない。

解説まで読んで、高学年の子どもたちが考える
きっかけになれば良いと思います。

1年生の娘には分からない言葉が多すぎて、
説明をたくさんしたので20分ほどかかりました。
大勢を対象にしない読み聞かせなら、時間をかけて
説明しながら読むのも良いかもしれません。

2012/06/19

物語形式で、どんな動物がなぜ絶滅してしまったかが語られている。
どれほど人間は自分本意なのか？直接そう書かれていなくても考えてしまう。

人間が作った原発というお化けによって、人間自身が絶滅動物園に入る最後の動物となることがありませんように。

2012/05/23

地球上からいなくなってしまった絶滅動物の生態や絶滅した理由を解説し、環境や共存を考えさせてくれる絵本。

類書
『もうひとつのどうぶつえん－絶滅どうぶつものがたり－』
　↑
子どもたちと参加型で読めそう。