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二千年紀の社会と思想 atプラス叢書
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二千年紀の社会と思想 atプラス叢書

見田宗介, 大澤真幸【著】

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二千年紀の社会と思想 atプラス叢書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 太田出版
発売年月日 2012/04/13
JAN 9784778313081

二千年紀の社会と思想

¥1,760

商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

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2014/07/16

これからの千年を人類はどう生きるべきか?千年の射程で人類のビジョンを示す、日本を代表する社会学者による奇蹟の対談集。 私の『社会と思想』に関わる思考の基礎は、見田さんとの出会い、見田さんの本から出来ていると思う。 そんな見田さんの対談集。全てを読み込むことは出来ていないけど、...

これからの千年を人類はどう生きるべきか?千年の射程で人類のビジョンを示す、日本を代表する社会学者による奇蹟の対談集。 私の『社会と思想』に関わる思考の基礎は、見田さんとの出会い、見田さんの本から出来ていると思う。 そんな見田さんの対談集。全てを読み込むことは出来ていないけど、見田さんの思考の一部が、私の中に溶け込んでくる感覚が堪らなく好きだ。 『気流の鳴る音』、『現代社会の理論』、『社会学入門』…にして、何度も何度も読み返す中で、体に馴染んできたように思う。 この本も、何度か読み返しながら…『時間の比較社会学』、『自我の起源』も少しずつ読み進めたいとは、思っている…自分の思考の基礎を、積み上げていきたいと思う。 今回読んで、特に印象に残ったところは、 ○虚構のシステムはリアリティの一点から破綻する。 ○スモールワールド・セオリー…小さな交響的な共同体がたくさんできれば、全体の人間を覆うような大きな共同体を構築することができるのではないか⁈ ○利己性と利他性が問われる地平そのものが、どんどん問い詰めていくと、そこが抜けていく。 ○他者性を他者性として繰り込むという契機がどこかにないと、近代性の主体としての自我は存立しない。 ○災害の破局は、革命の好機でもあるのだ。 ○リスク社会のリスクの特徴…全体として危機に陥るほどの破局である…生起する確率が小さ過ぎて計算不能である。 ○第三者の審級の許可が絶対の成功を保証してくれてから、踏み台したいという気持ちがあるから、物事は正しいだけではなかなか前進しない。 ○第三者の審級による承認を待っていたら、決して、革命に匹敵するような決定的で本質的な選択はできない。 ○未来の他者との連帯はいかにして可能か?その連帯を正当化するどのような理論が可能なのか? これらの千年を生き抜くために必要な社会と思想の断片的ビジョンを手に入れた私は、自らの実践をもって、これらのビジョンをカタチあるものにしていきたいと思う。

Posted by ブクログ

2012/11/20

大学のゼミの先生とその恩師との対談集。現代社会の問題に対して、理論的に大きなスケールで構想されようとしている姿勢は素晴らしい。自分なりにも考える上で刺激を与えられる本。

Posted by ブクログ

2012/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2012/07/04:読了 いまいち。 --- 2013/11/15:読了 二度目か...全然印象に無かった。 今回も同じ。

Posted by ブクログ

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