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ルポ 良心と義務 「日の丸・君が代」に抗う人びと 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2012/04/23 |
JAN | 9784004313625 |
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ルポ 良心と義務
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商品レビュー
3.5
9件のお客様レビュー
君が代の本当の歴史、意味が 書かれていませんでした 反対派の人々の中にも 本当のことを知らないままの 人も多いと感じました
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「君が代・日の丸」に反発するのはなぜか。反対する人たちの「帝国主義の象徴だから」という説明は、今までどうもしっくりきませんでした。それは、思想信条の自由を振りかざしてわがままを貫き通すことではないかと。 これは長いあいだ僕の「当たり前」だったわけですが、この本は、政治家や国...
「君が代・日の丸」に反発するのはなぜか。反対する人たちの「帝国主義の象徴だから」という説明は、今までどうもしっくりきませんでした。それは、思想信条の自由を振りかざしてわがままを貫き通すことではないかと。 これは長いあいだ僕の「当たり前」だったわけですが、この本は、政治家や国家にとっての「当たり前」が教育に押し付けられてゆく過程を描き出していると思います。 儀式の一部である不起立はとんでもないことだとか、日本人としての誇りだとか、そうしたものが法を作り、条例となり、それが人々を拘束してゆく。そして、その拘束を拘束と思わなくなってしまう。 それは、君が代の賛否を巡る議論さえ生じさせないということ。そして、歌うことありきになったうえで歌いたくない人は別室待機などといった形で対処するということ。 僕が気になるのは、こうしたルールへの信仰とでもいうべきものです。そのルールが時代に合っているのか、根本を検証すべきなのに、ルールへの信仰はそれさえ阻んでしまう。ルールありきになってしまう。そんな中で過ごした人々はルールに疑問さえ抱かない(ばかな僕は、朝のラッシュだって、こんなシステムおかしいと思っている)。 この本は、君が代・日の丸に反対の立場を広めるための本ではないと思います。むしろこの本で問題になっているのは、是非に関する議論さえも防ごうとする「当たり前」の圧力であり、それに問題を投げかけようとする少数派が無視されていることなのでしょう。
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初めて手に取った、君が代歌唱問題を取り扱った本。 憲法で保証された、思想の自由を強制的に抑えつける事と、それが引き起こすであろう問題についてまとめたルポルタージュ。 君が代を強制してまで歌わせるな、という意見はまだ理解出来るが、君が代を「自分の信念を持って」歌いたい人、記載こそさ...
初めて手に取った、君が代歌唱問題を取り扱った本。 憲法で保証された、思想の自由を強制的に抑えつける事と、それが引き起こすであろう問題についてまとめたルポルタージュ。 君が代を強制してまで歌わせるな、という意見はまだ理解出来るが、君が代を「自分の信念を持って」歌いたい人、記載こそされていなかったが、「歌いたいけれど、周りが歌わないと決めた人達だらけで、歌えなかった人」について降れていなかったのは残念だった。もう少し控えめの考え持った人の意見も聞いてみたい。
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