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陰謀史観 新潮新書
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陰謀史観 新潮新書

秦郁彦【著】

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陰謀史観 新潮新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2012/04/16
JAN 9784106104657

陰謀史観

¥814

商品レビュー

3.5

29件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 陰謀論
  • 歴史探求
  • 近現代史
  • 社会的背景
  • 政治的敗者
  • 読みやすい新書
  • 保守系視点
  • 論駁と考察
  • 意図的捻じ曲げ
  • 歴史に興味ある人

近現代史における陰謀論の多様な側面を探求した一冊であり、著者は歴史の中で語られる陰謀の数々を紹介し、それに対する論駁を展開しています。特に、張作霖爆殺や真珠湾攻撃に関する陰謀論がどのように形成され、広まっていったのかを考察し、これらが特定の個人や組織による意図的な捻じ曲げであることを示唆しています。また、著者は陰謀史観の根底にある心理や社会的背景についても触れており、特に政治的敗者や社会的弱者がどのようにしてこれらの理論を支持するのかを考察しています。新書形式で読みやすく、内容は充実しているため、歴史に興味がある人だけでなく、幅広い読者にとっても興味深い一冊となっています。著者のバランスの取れた視点は、特に保守系の歴史家の中でも際立っており、さまざまな立場の人にとっても新たな視点を提供します。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/20

非常に興味深く 面白かった。半藤一利の歴史探偵シリーズには決して記されないであろう田中上奏文とか陸海軍内部での行きすぎた妄言とか。対して 現代の陰謀論と呼ばれている かなり小粒の貧しい事象に関しては最終章で触れるもそのあまりの 低俗さに嘆息して終わっているところが信頼できる。まさ...

非常に興味深く 面白かった。半藤一利の歴史探偵シリーズには決して記されないであろう田中上奏文とか陸海軍内部での行きすぎた妄言とか。対して 現代の陰謀論と呼ばれている かなり小粒の貧しい事象に関しては最終章で触れるもそのあまりの 低俗さに嘆息して終わっているところが信頼できる。まさに 陰謀論も愚者の最後のよりどころとしているのである。

Posted by ブクログ

2026/05/06

2026.4.8読了 初めて秦郁彦の著作を通読したがめちゃくちゃイイ本!新書形態なのでページ数も少なく小著だが、内容は充実。 一般書を数多く出している保守系の歴史家の中で一番バランスがとれててマトモなのではないか。たぶん尊皇家であるだけの保守認定であり、読まず嫌いの左翼のひと...

2026.4.8読了 初めて秦郁彦の著作を通読したがめちゃくちゃイイ本!新書形態なのでページ数も少なく小著だが、内容は充実。 一般書を数多く出している保守系の歴史家の中で一番バランスがとれててマトモなのではないか。たぶん尊皇家であるだけの保守認定であり、読まず嫌いの左翼のひとにも是非薦めたい。 記憶だが南京事件も確か現地調査にもいって中虐殺説(3〜4万人)を打ち出していたはず。willとかhanada系のアレな人たち(大日本帝国無謬説界隈)とはハッキリ一線を画す人だと思う。これから色々読んでいきたい。

Posted by ブクログ

2025/10/11

陰謀という言葉を聞くだけで、何処かワクワクしていまう。歴史の定説となっているものに対して、「真相はこうだ!」といった論調を持ってこられると、当然その中身が知りたくなり、ヘタなタイトルや書籍の帯のコメントであっても書店で購入してしまうケースは多い(勿論私もその1人ではある)。陰謀史...

陰謀という言葉を聞くだけで、何処かワクワクしていまう。歴史の定説となっているものに対して、「真相はこうだ!」といった論調を持ってこられると、当然その中身が知りたくなり、ヘタなタイトルや書籍の帯のコメントであっても書店で購入してしまうケースは多い(勿論私もその1人ではある)。陰謀史は歴史の定説に対する挑戦という形を採るが、歴史自体が過去の出来事であり、100%完全な形で出来事の確実性を確認することが出来ない。そうなると、90%いや99%はこうだろうが、残りの1%でも不明確さが残る事で、その1%を埋める新事実は強烈なインパクトを持って我々の興味をそそる。当然10%より1%であり、大まかにしかわかっていない様な、50%/50%ぐらいだと、逆にそもそもの事実すらわかっていないから、内容が余程知りたいものでもなければ、反応は薄くなるだろう。 本書では長年様々な議論を巻き起こし、多くの歴史家やジャーナリスト、その他職業問わず語られてきた、太平洋戦争にまつわる新説や陰謀説を中心に、それらを現代史研究の第一人者である筆者秦郁彦氏が検証していくといった内容になっている。個人的には同氏の書籍は以前から何冊も読んできたので、本書にある様な「トリック破り」をする側の肩を持ってしまうのだが、前述した様に陰謀史観に対する興味や、歴史が100%確実性を保証するものでない以上、陰謀史ですら簡単に傾きかけてしまう自分がいるのも事実だ。時には「トンデモ」レベルの微笑ましさを感じるものもあるが、そうした楽しみ方をする為には、ある程度それに対する定説の知識が必要になるし(そもそも知らない人にとっては定説も陰謀もない)、知らなければ面白さすら感じ得ない。 一時期は私も傾倒した論調である、真珠湾攻撃はルーズベルト率いるアメリカが仕掛けた罠であり、背後にはコミンテルンの存在があった!という内容は、その陰謀史観の代表格として今も根強い支持者はいるだろう。その通りであるなら、日本やアメリカはソ連のスパイによって動かされた被害者であり、ソ連の利益の為に戦争したことになる。終戦間際で参戦したソ連は北海道を奪取する事は叶わなかった。その代わり北方四島を今も不法占領している。そうした現代に続く結果から遡る事は、余程わからない(正確に分かりようがない)歴史を研究するよりも組み立てやすい。北方四島を抑えて太平洋へ進出したいソ連(既に崩壊している時点で、その陰謀が良策であったとは言い難いが)が、北海道や千島列島を手に入れるために起こした戦争、という言い方は幾らでも可能である。何ならもっと身近なテーマであっても、誰もはっきり真実が分からない歴史の定説に異論を唱え、あたかも誰かの陰謀であったかの様な論調をとることは難しくないという事である。某ホテルチェーンの客室に一時期は元海上幕僚長の書籍が置いてあったが、生粋の歴史家でなくても真実っぽい歴史の新説は書けてしまうのだ。そしてそういった類のものは大概バラエティと分かっていながら、なまじ知っている興味あるテーマであるから、面白い。そして思わず買ってしまうのだ。 そうなると普段から多くの歴史書や歴史を扱った書籍に触れておかないと、しっかりした認識を持てず、過去の私がそうだった様に、「へー!それは凄い」で「私の定説(=陰謀説)という何とも情けない状態になる。 本書はその様な陰謀ベースで繰り広げられる多くの説が、どの様に生まれ、世の中の人々の心に入ってくるか、そしてその「トリック」を見破る為の技術やポイントについて述べている。陰謀説に明らかな事実や日付の錯誤がある場合、陰謀説を唱えた本人が否定した場合などは分かりやすく否定できる。だが前述の通り、太平洋戦争については、元々議論の対象になりやすく、当時の世界的な背景が複雑で、何より関係者が黙ったまま処刑されてしまっている。生き延びても既にこの世を去っているケースが多い。この様な確かめようもない状態が数多くの陰謀説を沸き起こさせる要因になっており、何よりこうあって欲しかったという社会からの要請も相俟って、魑魅魍魎の蠢く世界の如く、中々面白い状態にはなっている。そして誰もが自分の中の自説を持っているから、それをテーマに同じ穴のムジナ状態で飲み屋のネタとして盛り上がる。これである程度経済が回っているなら良いんじゃないか、とプロの歴史家でもない私は思っていたりする。と、そろそろ飲んだビールが心地よく回ってきた所で筆を置く(大袈裟)。そういった感覚で読める一冊になっている。勿論、秦氏の言うことが正しさに最も近いと思いながら。

Posted by ブクログ

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