茜色デイズ ショコラ文庫

夏乃穂足【著】

• 販売会社／発売会社: 心交社
• 発売年月日: 2012/04/09
• JAN: 9784778112745

商品レビュー

2017/02/17

ホント遠回りだわ；

[$$＆82]

遠回りし過ぎて、最後にくっついても、感慨深さゼロに等しく……

それに理緒だっけ？最悪。結局、自分都合に攻を利用してるだけでしょ。
そんな女を受け入れる攻も、なんだコイツって不信感+++
受と親友でいたいが為に、女を取っかえ引っかえってのだけでも、人としての価値だだ下がりなのに、理緒？って女には良い様に扱われてるコイツはバカなのか。院までいったって設定なのに；

そりゃあ、父親の言葉が杭になってんのは分かるが、それでも実際は受が好きなんでしょ？それを隠して理緒と付き合うってのは、父親の言ってることに背いてるんじゃないのかい。

最後、攻と受で理緒からのメールを見て「良かったね」的な感じで話してる場面なんて、読んでて、何でそうなるかな…と理解不能の域に。

2014/03/21

幼なじみの片思いものです。
中学生～社会人にかけての片思いですが、両思いと気づかずに、ひたすらすれ違い勘違いしまくるというお話。
しかも受の一途っぷりと勘違いっぷりが半端なく、ひとりきりきり舞いする姿には、何ともいえない苦々しさが……。

それもこれも全て中途半端でいい加減で女々しくてだらしのない攻のせい。
受のことは比較的好感持てるんですが、攻の性格がNG設定すぎて一気に萎える。
同じ女とつきあい別れてを繰り返し、そのたび受を傷つけ……。しかも攻と付き合う女も、女に嫌われる女の典型パターン……同じ穴の狢ってこのことか。
お互い利用しあってるようなつきあい方なんで、もう受は職場の上司とくっついちゃいなよ、とまで思いました。

散々当て馬を登場させてのハッピーエンドに、なんだかなぁ……とモヤモヤ感が残りました。

2012/09/24

受視点のせつなさは☆4でもいいくらいだけど、攻が同じ女性とくっついたり離れたりを繰り返したのがくどかったし、それでいて最終的に攻と彼女の別れ方も綺麗すぎ。
結局彼女も外国人の彼が迎えにきて外国に帰っていくなんて、そんなにあっさり別れるのならば社会人編ではモトサヤにおさまってほしくなかった。
攻も受を好きになって苦しんだけれど、好きな人に相手がいるかいないかで苦しさが違う。
そういう意味では受だけが長年苦しんだだけのようで後味少し悪し。